LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料ってどれくらいかかるの?
他のロボアド投資と比べて高いのかな?どんなところに手数料がかかっているのか知りたい。
ふと疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)はロボアド投資ですので、銘柄選定から売買だけでなくリバランスもすべてお任せしているため、手数料は高めです。
この記事では、LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料について、分かりやすく解説します。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料を分かりやすく解説
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料には、いくつかの種類があります。
・ワンコイン投資の運用手数料
・テーマ投資の取引手数料
・入出金手数料
・信託報酬料
それぞれのLINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料について、詳しくみていきましょう。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料:ワンコイン投資
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の運用手数料は次の2種類です。
・運用資産の時価評価額が3000万円以下:1.0%(税抜)
・運用資産の時価評価額が3000万円を超える部分:0.5%(税抜)
ほとんどの人がLINEスマート投資(ワンコイン投資)の運用手数料は「1.0%」になるでしょう。
そこで、この運用手数料が高いのかどうか、運用資産額3000万円以下の場合で他のロボアド投資と比べてみました。
・ウェルスナビ(WealthNavi):0.9%〜1.0%
・THEO(テオ):0.65%〜1.0%
・楽ラップ:0.605%〜0.715%
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の運用手数料は1.0%と決まっていて、長期割や積立回数による優遇制度はありません。
そのため、LINEスマート投資(ワンコイン投資)の運用手数料はお得とはいえないでしょう。
ただし、割引の条件に満たない場合は、ロボアド投資大手のウェルスナビ(WealthNavi)やTHEO(テオ)も同じく運用手数料は1.0%です。
低額で積立していくのであれば、そこまで運用手数料の違いを気にせず、使いやすいサービスを選んでもよいかもしれません。
しかし、NISAやiDeCo(イデコ)の制度が使える証券会社と比較すると、手数料の面では全く歯が立ちません。
自分で銘柄を選んで売買をして適切なタイミングでリバランスできる人であれば、証券会社で投資することをおすすめします。
銘柄選びと売買、リバランスもすべてお任せしたい人であれば、運用手数料1.0%は必要なコストとして受け入れるしかないでしょう。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料:テーマ投資の取引
LINEスマート投資(ワンコイン投資)のテーマ投資では、取引手数料がかかります。
テーマ投資では、1つのテーマ・ジャンルにあわせて複数の銘柄を購入しますので、それぞれの銘柄に対して「0.5%(税抜)」の取引手数料がかかってきます。
ただし、最低手数料が50円と定められていますので、テーマ投資で1万円未満の売買では一律50円かかりますので、ご注意ください。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料:入金・出金
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の入金手数料は、入金方法によって異なります。
・LINE Pay残高からの引き落とし
・リアルタイム入金 ・銀行振込
LINEスマート投資(ワンコイン投資)で毎週積立をしている人であれば、LINE PayまたはLINE Payに紐付けた銀行から入金しているはずです。
LINE Payからの入金する場合、手数料は0円です。
なので、LINEスマート投資(ワンコイン投資)を利用している人はほぼ、入金手数料はかからないと思って大丈夫でしょう。
ワンコイン投資ではなく、テーマ投資をしている人であれば、リアルタイム入金や銀行振込で入金しているかもしれませんね。
リアルタイム入金の手数料も0円です。 インターネットバンキングを利用してリアルタイム入金ができる銀行は下記のとおりです。
・みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ、イオン、ジャパンネット
入金手数料が無料なだけでなく入金情報がすぐに反映されますので、率先して使うとよいでしょう。
LINE Payや上記の銀行のインターネットバンキングを利用しない場合は、銀行振り込みです。
この場合は、振込手続きをした銀行の所定の振込手数料がかかりますので、入金の最後の手段ですね。
次に、LINEスマート投資(ワンコイン投資)の出金手数料を説明しましょう。
出金手数料は「1回につき300円(税込)」です。
出金できる金額は1000円から1000万円までですが、出金手数料は一律です。
この出金手数料は少し高めですので、出金回数はできるだけ少なくするように心がけるとよいかもしれません。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料:信託報酬手数料
LINEスマート投資(ワンコイン投資)は、アメリカのETF(上場投資信託)を買い付けていますので、信託報酬手数料は必ずかかっています。
この信託報酬手数料は、LINEスマート投資(ワンコイン投資)以外のロボアド投資でも証券会社でも必ずかかってくるものなので仕方がないでしょう。
そのうえ、運用資産に組み入れられていて実際の料率ははっきりとしませんし、公表はされていません。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)ではアメリカのETFだけを取り扱っていますので、おおよそ0.2%から0.6%です。
この信託報酬手数料は売却したあとに引かれますので、出金で受け取る手取りが少なくなります。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料:その他の手数料
LINEスマート投資(ワンコイン投資)かかる主な手数料は説明しましたので、それ以外にどのような手数料がかかる可能性があるのか?をみていきましょう。
・為替
・リバランス
・株の移管手数料
LINEスマート投資(ワンコイン投資)では、為替手数料は0円です。
アメリカのETFを買い付けるとき、売却するときには必ず両替が発生するのですが、ここに関わる為替手数料は一切必要ありません。
ちなみに、他のロボアド投資でも為替手数料はかからないことが普通です。
その一方、証券会社を通して海外ETFを売買するときには、為替手数料がかかることが多いようです。
次に、LINEスマート投資(ワンコイン投資)では毎月リバランスが行われていますが、リバランスに関する手数料はいりません。
銘柄を選定してポートフォリオを維持するのに手間はかかるのですが、リバランス手数料は一切かかりません。
では、株の移管手数料はどうでしょうか。
実はLINEスマート投資(ワンコイン投資)のテーマ投資では国内の株式を保有できるのですが、株の移管に対しては対応できていません。
単元未満株はもちろんのこと、単元株の受け入れなどはしていませんので、移管手数料の設定はありません、
LINEスマート投資(ワンコイン投資)の手数料を分かりやすく解説まとめ
LINEスマート投資(ワンコイン投資)では主に「ワンコイン投資の運用手数料」「テーマ投資の取引手数料」「出金手数料」の3つ手数料がかかります。
LINEスマート投資(ワンコイン投資)は完全にお任せスタイルの投資ですので、少し手数料は高めに設定されています。
まずはLINEスマート投資(ワンコイン投資)で投資を初めてポートフォリオや売買の様子をチェックし、自分でもできそうと思った段階でもう少し手数料が安い証券会社での取引を検討してみてもよいかもしれません。