LINE証券(ライン証券) の信用取引は、どのようにはじめたらいいの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
LINE証券(ライン証券) は、売買手数料0円で制度信用取引ができるスマホの証券取引サービスです。
ここではLINE証券(ライン証券) の信用取引について分かりやすく解説していきましょう。
LINE証券(ライン証券) の信用取引を分かりやすく解説
LINE証券(ライン証券) の信用取引とは、株価が下落相場のときに売りからスタートして安く買い戻すことでも利益を獲得することもできる取引方法です。
信用取引を別名、空売り、売建てと呼びます。
上昇・下落相場のいずれでも利益を狙えること、そして手持ち資金の3倍で取引できることが大きなメリットと言えるでしょう。
LINE証券(ライン証券) で信用取引をはじめるためには、信用取引口座を開設しなければいけません。
ここではLINE証券(ライン証券) の信用取引の口座開設・やり方・決済方法と手数料について詳しく解説していきます。
LINE証券(ライン証券) の信用取引とは?
LINE証券(ライン証券) の信用取引とは、買い注文と売り注文のどちらからでも始められる取引方法です。
「信用新規買い」では、株価が上昇すると判断したときに、LINE証券(ライン証券)から資金を借り入れて行う注文方法です。
一方「信用新規売り」では、株価が下落すると判断したときに、LINE証券(ライン証券)から株式を借りて売り、期日までに買い戻すやり方です。
LINE証券(ライン証券) は「制度信用取引」のみですので、新規売買から6ヶ月以内に取引を完了させる必要があります。
また信用取引では、委託証拠金の3倍の金額を取引できることも大きなメリットと言えるでしょう。
LINE証券(ライン証券) の信用取引口座の開設方法
すでにLINE証券(ライン証券) で口座開設を完了していれば、スピーディに信用取引の口座開設をすませることができます。
また新規ユーザーの口座開設時に提出した、本人確認書類の提出も必要ありません。
LINE証券(ライン証券) で信用取引口座の開設方法は、まずログインしましょう。
「メニュー」から「信用口座の開設」を選択し、確認画面の「つぎへ」進みます。
個人の金融資産や投資経験の確認画面が表示されますのですべてチェックし、「確認してつぎへ」進みます。
「信用取引関連書面集」が表示されますので、読んだうえで利用規約に同意してください。
「損失のリスクについて」「保証金について」「不足金について」「返済期日について」のページに沿って、説明を読み「理解してつぎへ」進みます。
最後に「理解して申請を完了する」を押すと、LINE証券(ライン証券) 信用取引の口座開設の申請を完了します。
LINE証券(ライン証券) で審査を完了後、審査結果はLINEで通知されます。
信用取引の審査基準は明らかにしていないため、理由を知ることは難しいと言えるでしょう。
なおLINE証券(ライン証券)で すでに投資信託のつみたて投資をご利用の方は、信用取引は利用できないため、口座開設の承認はおりません。
LINE証券(ライン証券) の信用取引のやり方と手順
LINE証券(ライン証券) の信用取引におけるやり方の手順は、委託保証金を入金して、着金完了後に注文を行います。
信用取引のやり方 手順1.LINE証券(ライン証券) へ委託保証金を入金する
LINE証券(ライン証券) の信用取引のやり方として、まず最低30万円の委託保証金が必要ですので準備しましょう。
LINE Payから入金すると、入金日の翌々営業日にLINE証券(ライン証券) へ委託保証金を入金できます。
LINE証券(ライン証券) への着金は即時ではないため、早めに入金手続きをすませましょう。
これで信用取引の注文方法へ進むことができます。
信用取引のやり方 手順2.LINE証券(ライン証券) の注文銘柄と「信用新規買い」または「信用新規売り」を選択
まずLINE証券(ライン証券) から注文銘柄を選択しましょう。
LINE証券(ライン証券) から資金を借りて株価を買う場合は「信用新規買い」を、LINE証券(ライン証券) から株式を借りて売り、期日までに買い戻す場合は「信用新規売り」を選択します。
信用取引のやり方 手順3.「価格指定」または「成行」を選択して「数量」を記入
「価格指定」とは、LINE証券(ライン証券) で株価を決めて買ったり売ったりするやり方で、いわゆる指値注文をさします。
たとえば、LINE証券(ライン証券) の現在の株価が500円で買い指値が400円の場合、株価が400円以下になったら売買が成立します。
売り指値が600円の場合には、株価が600円以上になったら売買が成立します。
価格指定のデメリットは、希望する方向に価格が進まなかった場合は、いつまでたっても注文が成立しませんが、メリットは思わぬ価格で注文が成立することを防ぐことができます。
「成行」とは、LINE証券(ライン証券) の市場価格で即座に売買を成立させる注文方法です。
成行のメリットは、売買が成立しやすい注文方法ですが、LINE証券(ライン証券) の相場が荒れているときは思わぬ価格で売買が成立してしまうおそれがあります。
最後に「数量」は注文数量を選択します。 LINE証券(ライン証券) の信用取引における注文単位は銘柄ごとに異なりますので、単元数量の倍の整数で記入しましょう。
最後に「注文」ボタンをタップして、信用取引の注文方法を完了します。
LINE証券(ライン証券) の信用取引の決済方法
LINE証券(ライン証券) の信用取引は「制度信用取引」ですので、6ヶ月以内に決済する必要があります。
決済方法は、反対売買を行いますので、「保有ポジション」のページから該当する銘柄をタップして「数量指定で決済」「全決済」「現引」を選び、決済して信用取引は終了します。
一方、「信用新規買い」をして購入時より株価が下がっていた場合、株式を売却せずに差額の資金を入金したまま、株式の現物を受け取る「現引」というしくみも利用できます。
たとえば、33万円の委託証拠金で100万円分の株取引を行い、80万円相当額で決済期限が到来したとしましょう。
80万円から33万円を引いた47万円を追加で支払うことで現物株を保有できます。
現引は「決済期限時には値下がりしたけど、今後株価が100万円分を超えて上昇する見込みがある」「手持ち資金に余裕がある」ときにとれる方法です。
もし、「信用新規売り」をして購入時より株価が上がっていれば、もともと保有していた同一銘柄・同一株数の株式を証券会社に返す「現渡」というしくみも利用できます。
LINE証券(ライン証券) の信用取引の手数料と金利・貸株料
LINE証券(ライン証券) の信用取引における売買手数料は、インターネット注文の場合、信用新規注文、信用返済注文(現引・現渡注文問わず)ともに無料です。
基本的にLINE証券(ライン証券) はインターネット注文限定ですが、スマホ紛失など例外的に電話注文できるケースもあるため、電話の場合は売買代金×1.1%の売買手数料が発生します。
信用取引では、証券会社から資金を借りて買い注文するため金利が発生し、売り注文では株を借りて行うため貸株料が発生します。
LINE証券(ライン証券) では、買い方の金利として年利2.8%、売り方の貸株料として年利1.15%が発生します。
LINE証券(ライン証券) の信用取引を分かりやすく解説まとめ
LINE証券(ライン証券) の信用取引は、上昇相場・下落相場問わずに利益を狙えるため、どのタイミングでも注文できることが大きなメリットです。
また資金の3倍の金額で取引できることも大きな魅力です。
ただしLINE証券(ライン証券) の信用取引は、制度信用取引であるため、6ヶ月が決済期限ですので覚えておくとよいでしょう。