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ネオモバFXの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説

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ネオモバFXはTポイントを使って少額から取り引きできることが特徴のFX取引所です。

また、ネット証券大手のSBIグループであることも人気を博しています。

そんなネオモバFXを使うにあたっては追証・ロスカット・証拠金維持率の考え方が必須です。

これらの理解なしにFXを始めるのは無謀と言わざるを得ません。

そこで今回はネオモバFXの追証・ロスカット・証拠金維持率について分かりやすく解説していきます。

ネオモバFXの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説

ネオモバFXの追証・ロスカット・証拠金維持率とは

ネオモバFXの追証・ロスカット・証拠金維持率の概要は以下のとおりです。

・追証・・・追加で口座へ入金する証拠金

・ロスカット・・・ネオモバFXによる強制的なポジション決済

・証拠金維持率・・・ポジションを保有するのに最低限必要な証拠金に対する口座残高等の割合

追証はネオモバFXの口座へ追加で入金する証拠金です。

「追加」の「証拠金」だから「追証」です。 追証には任意で入金するものもあれば、必ず入金しなければならない追証も存在します。

そして、ロスカットはネオモバFXによる強制的なポジション決済。

基本的にはそれ以上に含み損が膨らまないようにするための救済措置です。

証拠金維持率はそれら追証やロスカットが発生するかどうかの基準となる指標です。

基本的には以下の計算式で求められます。

・証拠金維持率=必要証拠金÷有効証拠金×100

必要証拠金は取引価額の1/25。

有効証拠金は口座残高と含み損益の合計です。

この証拠金維持率の計算式はネオモバFXだけではなく、大半のFX取引所でほぼ同様です。

ネオモバFXの追証ありでロスカットされる証拠金維持率

ネオモバFXのロスカットには追証ありと、追証なしの2種類があります。

そして、追証ありのロスカットが発生する証拠金維持率は100%以下です。

ただし、この場合のロスカットには一定の猶予があります。

まず、ネオモバFXの取引終了時間になると証拠金維持率の判定がおこなわれます。

ここで証拠金維持率が100%を下回っているとロスカットの候補となります。

しかし、ロスカットは即時おこなわれるわけではありません。

翌営業日の取引終了時間30分前までに追証を入金して証拠金維持率を回復すればロスカットを回避可能です。

※ ネオモバFX公式サイトより引用

ちなみに、ネオモバFXにかぎらず、こういった強制決済をロスカットとは呼ばない取引所も少なくありません。

そういった取引所は証拠金不足を解消するための入金にしても「追証」という言葉を使わなかったりします。

しかし、取引所による強制決済である以上、実態はロスカットでしかありませんし、言葉を濁したところで追証は追証です。

ネオモバFX以外を仮に使うとしても、用語の選定はどうあれ国内のFX取引所では追証とロスカットは必ず存在するものと考えておきましょう。

ネオモバFXの追証なしでロスカットされる証拠金維持率

ネオモバFXで追証なしでロスカットされる証拠金維持率は50%です。

この場合、証拠金維持率が50%を下回ると追証を入金する猶予はなく、即時ロスカットされてしまいます。

※ ネオモバFX公式サイトより引用

要するにネオモバFXのロスカットは追証ありと追証なしの二段構えなのです。

このあたりの追証と証拠金維持率、ロスカットの関係は取引所によってはかなり分かりにくい解説をしているところもあります。

意図的かと思うほどです。

しかし、ネオモバFXのそれはたいへん分かりやすくまとめられています。

証拠金維持率100%と50%をそれぞれ、猶予ありのロスカットと即時ロスカットのラインとして覚えておきましょう。

ネオモバFXの追証なしのロスカットの注意点

ネオモバFXで追証なしのロスカットがされる場合は注意が必要です。

ネオモバFXのロスカットは必ずしも証拠金維持率50%で発生するわけではないからです。

たとえば、マーケットの急変時などはロスカットが間に合わず、証拠金維持率50%よりもさらに低い水準でロスカットされてしまう可能性もあります。

最悪の場合は証拠金維持率0%以下の水準でロスカットということもありえるでしょう。

そして、その場合は結果としてネオモバFXの口座残高ではまかなえないほどの損失が発生してしまいます。

さらに悪いことに、この場合の「口座残高ではまかなえないほどの損失」はネオモバFXの口座へ入金して解消しなければなりません。つまり、追証です。

この追証は通常の任意の追証ではなくネオモバFXに対する借金です。

通常の追証は放置していてもロスカットされるだけですが、この追証はそういうわけにもいきません。

かならず弁済する必要があります。 したがって、解消せずに放置しておくと遅延損害金も生じます。

こういったケースはそうそう起こり得ることではないため過度に恐れる必要はありません。

よほど無謀なトレードでもしないかぎり、追証で借金を作ってしまうようなことはありません。

しかし、ネオモバFXではそういったリスクもあることは事実です。 一応は心の片隅にとどめておきましょう。

ネオモバFXで追証・ロスカットが発生しない証拠金維持率の水準は?

ネオモバFXで追証・ロスカットが発生しない証拠金維持率はどの程度なのでしょうか。

これに関しては明確な基準はありません。

ただ、一般的にはネオモバFXで保有するポジションが「長期>中期>短期」の順に証拠金維持率も潤沢にしておくほうがよいとは言われています。

これは、今後大災害に遭う確率(=リスク)にたとえてみると分かりやすいかもしれません。

たとえば、今後30年のあいだに大災害が起こる確率(=リスク)と今日明日中に災害が発生するリスクを比較してみましょう。

言うまでもなく、明らかに前者のほうがリスクが高くなります。

そして、それはネオモバFXでリスクを考える際にも同じことが言えます。

とはいえ、具体的な証拠金維持率の安全圏については利用するレバレッジの倍率や口座残高の余力など諸条件にもよります。

明確な基準を出すのは難しいところですが、一応は「1,000%>500%>300%」あたりを証拠金維持率の目安としておくとよいかもしれません。

ネオモバFXの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説 まとめ

ネオモバFXの追証は追加の証拠金。

ロスカットはネオモバFXによる強制的なポジション決済です。

ロスカットには追証ありと追証なしの2種類があり、前者は証拠金維持率100%以下と一定期間経過がトリガー、対して後者は50%以下がトリガーで即時ロスカットです。

また、即時ロスカットに関してはマーケットの状況次第では口座残高以上の損失を出してしまう可能性もなくはありません。

そして、その場合の追証はネオモバFXに対する借金としての性質を持ちます。

過度に恐れる必要はありませんが、ネオモバFXでもそういったリスクもあることは承知しておきましょう。