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PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較を分かりやすく解説

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PayPay証券(ペイペイ証券)は1,000円からでも投資できる少額投資向けのスマホ証券です。

そして、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)もまた1株から投資できる少額投資向け証券のひとつです。

これから資産運用を始めてみようという人の中にはどちらを使うべきか決めかねるという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はPayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)を比較しつつその違いを分かりやすく解説していきます。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較を分かりやすく解説

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較【サービスの種類】

まずはPayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)で取り引きできる金融商品の種類を比較してみましょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)で利用できるサービスは日本株と米国株(アメリカ株)、IPOとCFDです。

それぞれの詳細な解説は省略しますが、PayPay証券(ペイペイ証券)は主に米国株(アメリカ株)に強みがあります。

対して、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では日本株、IPO、ネオW、FXが利用可能です。

並べて比較すると違いが際立ちますが、米国株(アメリカ株)ならばPayPay証券(ペイペイ証券)、FXをするならばSBIネオモバイル証券(ネオモバ)が向いています。

また、日本株だけを見るとすればPayPay証券(ペイペイ証券)はやや銘柄数が少なめです。

このあたりは自分がどのカテゴリーを中心に運用するかで向き不向きを判断しましょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較【入出金方法】

次はPayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)で利用できる入出金方法を比較してみましょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)で利用できる入出金方法は銀行振込のみです。

PayPay証券(ペイペイ証券)という名前にもかかわらずPayPayは利用できません。

ただ、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)にしても基本的には銀行振込以外は利用できません。

入出金手段の比較に関してはあまり大きな違いはないといってよいでしょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較【手数料】

つづけてPayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料を比較してみましょう。 先に結論からいえば、ここは大きな違いがあります。

PayPay証券(ペイペイ証券)の手数料は日本株ならば取引金額の0.5%~1.0%、米国株(アメリカ株)は0.5%~0.7%です。

対して、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)はそもそも手数料体系が違います。

取引金額に応じて手数料が上がるという点こそ共通ですが、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の手数料は月額制です。

最低額は税込220円で、月間の取引額が増えるほど手数料も上がっていきます。

しかも最低額の220円は取り引きの有無にかかわらずかかってきます。

単純な手数料率の比較でいえばPayPay証券(ペイペイ証券)に軍配が上がるでしょう。

もっとも、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)はサービスの一時停止をすれば手数料の請求も止められます。

実際に手数料を負担に感じるかどうかは使い方次第といったところでしょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較【ポイント投資】

さらに続けて、次はPayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)のポイント投資を比較してみます。

PayPay証券(ペイペイ証券)ではポイント投資としてPayPayボーナスが利用可能です。

ここで勘違いされがちですが、PayPayボーナスはPayPay残高とは似て非なるもの。

PayPayの利用で還元される、いわばTポイントのようなものです。

そして、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではそのTポイントを使って投資可能です。

結局のところポイント投資の比較に関しては利用できるポイントが違うだけで、システムとしてはあまり大きな違いはありません。

これはTポイントとPayPayのどちらを日常的に使っているかによって使いやすさも変わってくることかと思います。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較【iDeCo(イデコ)】

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較ではiDeCo(イデコ)の対応状況がやり玉に挙げられることが少なくありません。

一見すると、PayPay証券(ペイペイ証券)はiDeCo(イデコ)非対応、一方でSBIネオモバイル証券(ネオモバ)ならばiDeCo(イデコ)の口座が作れるように見えるからです。

この点を比較してiDeCo(イデコ)ならばSBIネオモバイル証券(ネオモバ)をおすすめするような声も散見されます。 しかし、実際には両者に大きな違いはありません。

仮にSBIネオモバイル証券(ネオモバ)でiDeCo(イデコ)を申し込んだとしても、実際にiDeCo(イデコ)の口座を作ることになるのはSBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではなくSBI証券です。

要するにSBIネオモバイル証券(ネオモバ)はSBI証券のiDeCo(イデコ)口座の受付窓口にすぎないのです。

現状、PayPay証券(ペイペイ証券)は他社の窓口にさえなっていませんが、それをもって劣っているとはいえないでしょう。

なお、PayPay証券(ペイペイ証券)やSBIネオモバイル証券(ネオモバ)にかぎらずスマホ証券はのきなみ独自のiDeCo(イデコ)口座が使えません。

もしiDeCo(イデコ)に興味があるのであれば、スマホ証券ではなく一般的な証券会社の利用条件を比較するようにしましょう。

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の比較を分かりやすく解説 まとめ

PayPay証券(ペイペイ証券)とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)はどちらも同じ少額投資向けのスマホ証券です。

しかし、細かく比較していくとかなりの違いがあることが分かります。

特にサービスの種類には大きな違いがあり、総じてPayPay証券(ペイペイ証券)は米国株(アメリカ株)向け、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)はその他の取り引き向けです。

一方、入出金手段やポイント投資の可否に関してはそれほどの違いはありません。

また、よく比較されるiDeCo(イデコ)の対応状況についても実態はあまり違いません。

このように、両者は細かく比較していくとさまざまな違いや共通点が見つかります。

どちらを使うべきか迷うという人はこういった違いと共通点を把握したうえで選ぶようにしましょう。