PayPay証券(ペイペイ証券)はわずか3タップで株式の売買ができる証券取引アプリです。
そんなPayPay証券(ペイペイ証券)に興味があるものの、いざ利益を出金するとなった際のやり方を事前に知っておきたいという人もいるのではないでしょうか。
実際、出金方法の選択肢は多いほうがよいですし、出金手数料も安いに越したことはありません。
出金先金融機関の口座への反映時間も気になるところでしょう。
そこで今回はPayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間について分かりやすく解説していきます。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間を分かりやすく解説
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法は3種類
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法には以下の3種類があります。
・銀行送金
・ドコモ口座
・ソフトバンクカード
ドコモ口座とソフトバンクカードは事前にそれぞれのサービスを契約しており、かつPayPay証券(ペイペイ証券)と連携することで利用できるようになります。
そして、それぞれの出金方法によって出金手数料や口座への反映時間も異なってきます。
ただ、先に結論からいうと銀行送金がPayPay証券(ペイペイ証券)では主な出金方法になります。
その他の2つについてはあくまでもオプションとして利用できる出金方法と考えておくとよいでしょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間【銀行送金】
銀行送金はPayPay証券(ペイペイ証券)でもっとも基本となる出金方法です。
PayPay証券(ペイペイ証券)で事前登録した金融機関へと自由に出金可能です。
PayPay証券(ペイペイ証券)では「出金」ではなく「お引き出し(払い出し)」というメニューが該当します。
アプリ上から出金依頼をすると、銀行の営業時間内であれば出金依頼から1時間~2時間以内に出金が口座へ反映されます。
一方で、銀行の営業時間外の出金依頼の場合、反映時間は翌営業日になります。
その際の出金手数料は以下のとおりです。
・3万円未満の出金・・・(みずほ銀行宛て)110円、(みずほ銀行以外)275円
・3万円以上の出金・・・(みずほ銀行宛て)220円、(みずほ銀行以外)385円
PayPay証券(ペイペイ証券)ではみずほ銀行を使うと割安になります。
みずほ銀行の口座をお持ちの人はぜひとも出金先金融機関として利用しましょう。
なお、保有していた株式を売却したとしても、その分の利益をすぐに出金することはできません。
株式の売却益を出金するためには、売却後3~4営業日待つ必要があります。
この出金が可能になる日をPayPay証券(ペイペイ証券)では「受渡日」または「決済日」と呼びます。
普通に取引しているぶんには意識する必要はありませんが、出金の際には取引日と受渡日の違いには注意しておきましょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間【ドコモ口座】
PayPay証券(ペイペイ証券)とドコモ口座を連携している人は出金方法としてドコモ口座も利用可能です。
その際の出金手数料は無料。 反映時間も基本的には即時です。
ドコモ口座からPayPay証券(ペイペイ証券)への出金は一見するとたいへん便利な出金方法のようにも思えます。
ただ、ドコモ口座は先の不正出金を受けて一部の金融機関ではまだ利用停止しています。
また、厳密に言えばドコモ口座はオンラインウォレットのひとつにすぎません。
したがって、実際の金融機関とまったく同じような感覚で使うのは難しいかもしれません。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間【ソフトバンクカード】
ソフトバンクカードで「現金バリュー」を利用している人はPayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法としてソフトバンクカードも利用可能です。
その際に出金手数料はかかりませんし、出金の反映時間も基本的には即時です。
ただし、ソフトバンクカードの現金バリューもまたオンラインウォレットのようなものです。
実際に現金を引き出すには別の金融機関を経由して出金しなければなりません。
そして当然ながらその際には別途出金手数料がかかります。
たしかにPayPay証券(ペイペイ証券)からソフトバンクカードへの出金は便利な出金方法です。
しかし、現金バリューを日常的に使っている人でなければその恩恵を十分に受けるのは難しいと言わざるを得ません。
やはりPayPay証券(ペイペイ証券)の基本の出金方法は銀行送金と考えておくことをおすすめします。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間の注意点
ここまでPayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法を見てきて、PayPayが出金方法として利用できないことに疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
実は現状、PayPay証券(ペイペイ証券)ではPayPayは利用できません。
PayPayからの入金もできませんし、PayPayへの出金も不可能です。
一応、PayPayボーナスをPayPay証券(ペイペイ証券)で運用することはできますが、それはあくまでもPayPay「ボーナス」です。
PayPayの残高をPayPay証券(ペイペイ証券)で利用することはできません。
現在のPayPay証券(ペイペイ証券)は「PayPay」の名こそ冠していますが実際のところほとんど連携していません。
これはPayPay証券(ペイペイ証券)の全身がOne Tap Buyと呼ばれるPayPayとはまったく関係のないサービスだったからです。
今後なんらかのサービスは連携していくと思われますが、あらたな出金方法として使えるようになるかどうかは未知数です。
PayPay証券(ペイペイ証券)とPayPayの連携については今後に期待しておきましょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法・出金手数料・反映時間を分かりやすく解説 まとめ
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法は「銀行送金」「ドコモ口座」「ソフトバンクカード」の3種類です。
ドコモ口座とソフトバンクカードは出金手数料も無料かつ出金の反映時間も早いというメリットがある一方で、ドコモ口座、ソフトバンクカードの利用者しか使えません。
そして、銀行送金の場合は出金手数料もかかるうえに出金の反映時間も2時間ほどかかります。
さらに、銀行の営業時間外であれば翌営業日以降の反映時間になります。
とはいえ、出金手数料と素早い反映時間のためだけにドコモ口座とソフトバンクカードを作るというのも正直なところ手間です。
おそらく多くの方はPayPay証券(ペイペイ証券)を短期売買ではなく中長期の少額投資に使っていくことかと思います。
それであれば、出金手数料も反映時間もそれほど問題とはならないはずです。
そういった人は無理にドコモ口座やソフトバンクカードを使わず、基本的にPayPay証券(ペイペイ証券)の出金方法の基本は銀行送金と考えておくとよいでしょう。