PayPay証券(ペイペイ証券)は1,000円から有名企業に投資できるスマホ証券です。
そんなPayPay証券(ペイペイ証券)に興味があるものの、使い方が難しいのではないかと一歩を踏み出せないでいる人も多いのではないでしょうか。
実際、株式投資には独自の用語が使われていたりルールも特殊だったりと投資初心者の人には低くないハードルも存在します。
そこで今回はPayPay証券(ペイペイ証券)の使い方を分かりやすく解説していきます。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方を分かりやすく解説
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方はとにかくシンプル
PayPay証券(ペイペイ証券)は「なによりも簡単」で「最も使いやすい」サービスを目指しています。
その目標どおりPayPay証券(ペイペイ証券)の使い方は全体的にシンプルに作られています。
PayPay証券(ペイペイ証券)ならば一般的な株式投資に必要な知識はほぼ不要です。
ただ、実際のところは「シンプル=使い方が簡単」と単純な話しにはなっていません。
実際にPayPay証券(ペイペイ証券)を使おうと思うと戸惑う部分が出てくることも少なくないでしょう。
そこでここからは「口座開設→入金→注文→出金」といった実際の流れにそってPayPay証券(ペイペイ証券)の使い方を解説していきます。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方【口座開設方法】
PayPay証券(ペイペイ証券)は使い方だけではなく口座開設方法も比較的シンプルです。
簡単にいってしまえば、「口座開設フォームの入力・送信」と「本人確認書類の提出」の2ステップだけです。
本人確認では「マイナンバーが分かるもの」と「身分証」の2種類が必要になります。
マイナンバーが分かるものはマイナンバーカードのほかマイナンバー記載の住民票の写しも利用可能ですし、身分証は運転免許証か健康保険証があればOKです。
以上の書類を提出すれば口座開設の申し込みは完了です。
ただ、PayPay証券(ペイペイ証券)はそこからが非常に厄介と言わざるを得ません。
PayPay証券(ペイペイ証券)はその人気の高さゆえ口座開設の審査がかなり遅いのです。
通常は口座開設が終わるまでに1週間の時間を要します。 1週間でもかなり遅めですが、さらに状況によっては1ヶ月ほど待たされることもあります。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方【入金方法】
PayPay証券(ペイペイ証券)の入金メニューの使い方もそれほど難しくありません。
口座を開設すると専用の入金口座の宛て先が割り当てられるので、そこへ向けて振り込めばよいだけです。
銀行の営業時間内であれば振り込み後1~2時間ほどでPayPay証券(ペイペイ証券)の口座へ反映されます。
ここで、PayPayは入金できないのだろうかと疑問に思われる人も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、PayPay証券(ペイペイ証券)でPayPayは使えません。
入金も出金も不可能です。
したがって、PayPay証券(ペイペイ証券)とPayPayのあいだで資金をやり取りするような使い方はできません。
一応、PayPay証券(ペイペイ証券)はPayPayボーナスで投資できますが、そもそもPayPayとPayPayボーナスは似て非なるもの。
PayPayは純粋な電子マネー、PayPayボーナスはTポイントのようなポイントプログラムにすぎません。
したがって、PayPayボーナスはPayPayのような柔軟な使い方をできません。
PayPay証券(ペイペイ証券)は「PayPayで投資をはじめる」などと謳っていますが、これはやや誇大広告と言わざるを得ないでしょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方【買い方】
実際に株を買うとなるとPayPay証券(ペイペイ証券)の使い方は極めて簡単です。
買いたい銘柄と金額を指定するだけです。
こういった使い方は数ある証券会社の中でもかなりシンプルな部類に入るといってよいでしょう。
それもそのはず、実はPayPay証券(ペイペイ証券)の前進はワンタップバイという別のサービスです。
ワンタップバイはその名のとおり、ワンタップで株を買えるサービス。 PayPay証券(ペイペイ証券)となってからもその簡単さは失われていません。
株の買い方をまったく知らないという人でもすぐに投資を始められるのはPayPay証券(ペイペイ証券)の大きなメリットといってよいでしょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方【出金方法】
PayPay証券(ペイペイ証券)の出金メニューの使い方も極めてシンプルです。
入金と同じく金額を指定して依頼するだけです。
ただ、先にも軽く触れましたがPayPay証券(ペイペイ証券)でPayPayは使えませんからPayPayアカウントへの出金もできません。
現状、PayPay証券(ペイペイ証券)という名前は多分に誤解を招くような社名と言わざるを得ません。
今後のアップデートで、より密接にPayPayと連携した使い方ができるようになることを期待しましょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方の注意点
PayPay証券(ペイペイ証券)を使うにあたっては2つ注意しておいたほうがよいかと思います。
まずひとつめは使い方のヘルプが少ないことです。
PayPay証券(ペイペイ証券)は「簡単」で「使いやすい」ことを基本的な設計思想としているような印象です。
実際、そのとおり全体的な使い方はシンプルです。
ただその代わりなのかヘルプが非常に少なくなっています。
不明点があっても、多くの場合は調べようがないというのが実情です。
そして、PayPay証券(ペイペイ証券)は投資初心者向けを装っておきながら、若干リスクが高いサービスも混在していることも要注意です。
特にCFDは場合によっては一瞬で莫大な損失を出してしまうことのある取り引きです。
PayPay証券(ペイペイ証券)ではじめて資産運用するという人はあまり積極的に手を出さないことをおすすめします。
あるいは、つみたてロボ貯蓄も「貯蓄」という名前に反して元本割れするリスクもある商品です。
決して貯蓄のような使い方はできないので勘違いしないようにしましょう。
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方を分かりやすく解説 まとめ
PayPay証券(ペイペイ証券)の使い方は全体的にかなりシンプルになっています。
入金も出金も基本は金額を指定するだけ。
実際の買い方にしても銘柄と金額を指定すればそれだけでOKです。
ただ一方で、使い方がシンプルなせいかヘルプが非常に乏しかったりと全体的に説明不足な印象は否めません。
また、PayPay証券(ペイペイ証券)は初心者向けのような印象ですが、中にはハイリスクな商品も混ざっています。
これからPayPay証券(ペイペイ証券)ではじめての資産運用をしようという人はそういった落とし穴には注意しておきましょう。