クレジットカードでポイント貯めているから、楽ラップの自動積立もクレジットカード払いにしてみたい。
そんなことをふと考えたことはないでしょうか?
楽天グループには、楽天証券・楽天銀行・楽天カードがありますので、もしかしたら使えるのでは…と考える人がいても不思議ではありません。
この記事では、楽ラップの入金にクレジットカードやデビットカード、楽天スーパーポイントが使えるのかどうかを徹底的に調べてみました。
楽ラップのクレジットカードとデビットカードを分かりやすく解説
楽ラップでクレジットカード払いはできる?
楽ラップでクレジットカード払いができるかどうかを調べてみましたが、残念ながら楽ラップでは利用できませんでした。
ちなみに、他のロボアド投資でもクレジットカード払いができるところは現在のところ1社もないようです。
クレジットカードと連携できるLINE Payから入金する仕組みのLINEスマート投資(ワンコイン投資)ですら、クレジットカード払いはできません。
このことから、楽ラップでクレジットカード払いが導入される可能性は低いかもしれません。
楽ラップでクレジットカードで貯まった楽天スーパーポイントは使える?
次に、楽天クレジットカードで貯まった楽天スーパーポイントを楽ラップでの投資にまわして使えるのか?を調べました。
こちらも残念ながら、楽天クレジットカードで貯まったポイントを使って、楽ラップで積立することはできないようです。
そこで、楽天証券総合口座に楽天スーパーポイントを入金する方法はあるのかを調べてみました。
なぜなら、楽ラップの入金はすべて楽天証券総合口座を経由するため、可能性があるかもしれないからです。
実は楽天証券では下記の取引では楽天スーパーポイントで投資ができます。
・国内株式(現物)を買い付けるとき
・投資信託を買うとき
・バイナリーオプションをするとき
上記の金融商品を買うときには、楽天スーパーポイントを使えるようです。
ただし、買い注文をださずに楽天証券総合口座へ楽天スーパーポイントを入れる方法はありませんでした。
つまり、楽天スーパーポイントを楽ラップに使う方法はないといえます。
楽ラップでデビットカード払いはできる?
では、楽ラップでデビットカード払いができる?という疑問にお答えしていきましょう。
いろいろ調べてみましたが、楽ラップではデビットカード払いには対応していませんでした。
楽天証券も調べてみましたが。
こちらもデビットカード払いには未対応です。
ちなみに他のロボアド投資では、LINEスマート投資(ワンコイン投資)がデビットカード払いに対応していました。
楽天証券でも利用できませんし、楽天銀行の自動入出金機能が便利なので、おそらく楽ラップでデビットカード払いができるようになる日はこないでしょう。
楽ラップで使えないクレジットカードが楽天証券で使える条件とは
楽ラップではクレジットカードを使えませんが、実は楽天証券では一定の条件を満たせばクレジットカードを利用できます。
のちほどご紹介しますが、いったん楽天証券で資産を増やして、ある一定の金額が貯まったら売却。
その後は楽ラップに預けかえをして、まとまった資産を自動でリバランスしてもらう方法はいかがでしょうか。
それでは、まずは楽天証券でクレジットカードを利用できる条件をご紹介します。
・投信積立の引き落としで、クレジットカード決済可能
・クレジットカードは楽天カードのみ
・楽天クレジットカードの家族カード、ETCカードなどは不可
・楽ラップ、iDeCo(イデコ)、ジュニアNISAは対象外
・投信積立以外は利用不可
楽天証券ですでに銀行口座からの引き落としで投信積立をしている場合、現在の積立を一度解除してください。
そして投信積立を新たに設定して、引き落とし方法を「楽天クレジットカード決済」にしましょう。
なお、クレジットカードは「楽天カード・ブラックカード・ゴールドカード」など楽天ブランドであれば利用可能です。
ただし、家族カードやビジネスカード、ETCカードは利用できませんので、気をつけてください。
ちなみに「つみたてNISA」も楽天クレジットカード払いができるのをご存知でしょうか。
・運用益が20年間非課税
・投資金額に対して、楽天スーパーポイント還元1%がある
・毎月の投信積立額に楽天スーパーポイントを充当できる
この場合は上記のような強力なメリットがあるので、楽ラップには移さないようにしてくださいね。
ちなみに、iDeCo(イデコ)やジュニアNISAは対象外なので間違わないようにしましょう。
それから、国内株式やバイナリーオプションは楽天スーパーポイントを利用できますが、クレジットカード払いはできません。
このあたりは複雑ですので、勘違いしないようにしましょう。
楽ラップでクレジットカード:楽天証券経由でメリットを得る方法
先ほど楽天証券の「国内株式・投資信託・バイナリーオプション」では楽天ポイントで購入できるとお伝えしました。
そして投資信託はクレジットカード払いができ、積み立てた金額の1%分の楽天スーパーポイントが還元されるともご紹介しています。
そこで、次のような運用をすれば、楽ラップでもクレジットカード利用の間接的に恩恵にあずかれるのではないでしょうか。
・楽天証券で「国内株式・投資信託」いずれかでポイント投資をする。
・銘柄選定や投資に時間をかけたくないのであれば、投資信託にしておく
・まとまった金額にまで増えたら、いったん売却する
・売却した資金を楽ラップに預けて、長期分散投資を任せてしまう
・ポートフォリオに基づいて自動でリバランスしてもらう
楽ラップでは直接的にクレジットカードを利用できませんし、デビットカード払いもできません。
ですが、普段のお買い物などをクレジットカード払いにすることで得た楽天スーパーポイントで楽天証券の投信積立をすれば、どうでしょうか。
投信積立でも楽天スーパーポイントは貯まりますので、それらを合算したうえで、楽ラップに預けかえるのです。
もちろん、投信積立のほうが運用手数料が低いです。
ですが、銘柄選定とリバランスが面倒な人は、最終的に楽ラップに預けてしまう方法も考えてみてはいかがでしょう。
楽ラップのクレジットカードとデビットカードを分かりやすく解説まとめ
楽ラップでは、クレジットカードもデビットカードも利用できませんし、おそらく今後も規約が変わる可能性はそれほど高くはありません。
ただ、楽天証券ではクレジットカード払いができて、楽天スーパーポイントを投信積立に充てたり、積み立てた金額に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。
楽天証券の投信積立がある程度貯まった段階で楽ラップに預けなおせば、クレジットカード利用の場合と同様のメリットは享受できるでしょう。
多少遠回りな方法ですが、楽ラップではこんな活用方法があることも知っておいて損はないかもしれません。