楽ラップとは、楽天証券が運営しているロボアド投資サービスです。
楽天証券を今まで利用したことがなくて、楽ラップだけをしたい人であれば、入金方法が分かりづらいかもしれませんね。
この記事では、楽ラップを始めたい人に向けて、入金方法や入金手数料、入金処理をしてから楽ラップ口座に反映されるまでにどれくらい時間がかかるかを分かりやすく解説します。
楽ラップの入金方法・入金手数料・反映時間を分かりやすく解説
楽ラップでは、楽天証券総合口座を経由する入金方法しかありません。
楽天証券総合口座への入金方法は下記の4通りです。
・リアルタイム入金:提携している銀行13行のみ
・銀行振込:すべての金融機関
・らくらく出金:楽天銀行のみ
・自動入出金(スイープ):楽天銀行のみ
楽ラップの入金方法別で詳しく説明していきましょう。
楽ラップの入金方法・入金手数料:リアルタイム入金
楽ラップの入金方法で一番分かりやすいのが「リアルタイム入金」でしょう。
楽天証券と提携している金融機関からインターネットバンキングすれば、入金手数料は0円です。
リアルタイム入金方法ができる提携銀行は次のとおり。
・楽天銀行
・三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
・ゆうちょ銀行、関西みらい銀行、広島銀行
・ジャパンネット銀行、セブン銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行
上記の銀行でインターネットバンキングの契約をしていれば、楽ラップでリアルタイム入金を利用できます。
入金方法は、楽天証券の「マイメニュー」「入出金・振替」「入金」ページから手順を進めてください。
すると、上記の13行のバナーが表示されますので、希望する銀行を選んで、それぞれの銀行のサイトでインターネットバンキングの処理をしましょう。
なお、楽天証券のマイメニューから入金方法の手順を踏まないと「リアルタイム入金」扱いにはなりませんので、ご注意ください。
楽ラップの入金方法・入金手数料:銀行振込
銀行振込で楽ラップへ入金する方法をご紹介しましょう。
銀行振込は、次の条件にあてはまる人に向いている入金方法です。
・楽天証券と提携している銀行口座を持っていない
・インターネットバンキングを利用したくない
・ATMから振り込みたい
楽ラップへ入金する方法の手順は次のとおり。
まずは楽天証券にログインし、「マイメニュー」「お客様情報一覧」「入出金口座」をクリックしてください。
するとあなた専用の振込先「銀行名・支店名・口座番号」などが表示されます。
なお、楽天銀行または三井住友銀行のどちらかから選べます。
あとはATMなどから入金方法の手順を進めてください。
入金手数料は振込元の銀行の所定の振込手数料がかかります。
楽ラップの入金方法・入金手数料:らくらく出金と自動入出金(スイープ)
楽ラップの入金方法で一番手間がかからないのが、楽天銀行の「自動入出金(スイープ)」、次いで「らくらく出金」です。
いずれも入金手数料は一切かかりません。
楽天銀行から楽天証券口座へ入金する方法は3通りです。
・リアルタイム入金:楽天証券口座から楽天銀行へログインしてから入金手続きをする
・らくらく出金:楽天証券口座内で入金手続きをする
・自動入出金(スイープ):自動で入金される
楽天銀行口座を持っているだけでは、「らくらく出金」「自動入出金(スイープ)」の入金方法を利用できません。
楽天銀行と楽天証券口座を連携させる必要があり、下記のようなメリットがあります。
・楽天銀行の普通預金口座の金利が「年0.1%」に優遇される
・銀行にログインせずに入出金でき、自動で入出金も可能
・楽ラップ、iDeCo(イデコ)以外の楽天証券の現物株式や投資信託の取引で楽天ポイントが貯まる
普通預金口座の金利が通常の5倍に優遇されるため、連携させることをおすすめします。
楽天銀行と楽天証券口座の連携(マネーブリッジ)の方法は次のとおりです。
楽天銀行の「商品・サービス一覧」「マネーブリッジ」へと進み、指示にしたがって入力するだけ。
1分ほどで連携は完了するでしょう。
そして、自動入出金(スイープ)をオンにするかオフにするかを選んでください。
自動入出金(スイープ)がオフであれば、「らくらく出金」の入金方法です。
この入金方法が向いている人は次のとおり。
・自動積立ではなく、単発で楽ラップに資金を入れたい人
・楽ラップを買い付けるときに自動で楽天銀行から入金されるのが嫌な人
気づかないうちに楽天銀行口座から楽天証券口座へ資金が移動しませんので、自分で入出金をコントロールしたい人は「らくらく入金」の入金方法がおすすめです。
楽ラップの入金方法・入金手数料:自動入出金(スイープ)
楽ラップで自動積立をするのであれば「自動入出金(スイープ)」の入金方法がおすすめです。
楽天銀行と楽天証券口座を連携(マネーブリッジ)させた後、自動入出金(スイープ)の設定をオンにしましょう。
なお、楽ラップで自動入出金(スイープ)にした場合でも入金手数料は一切かかりませんので、ご安心ください。
自動入出金(スイープ)は下記の特徴があります。
・入金処理をしなくても、連携させた楽天銀行の預金残高から自動で資金を移動してくれる
・楽ラップで出金すれば、自動で楽天銀行へ振り込んでくれる
・楽天銀行口座に残す金額と楽天証券口座に残す金額をそれぞれ設定できる
楽ラップで積立する場合、毎月入金処理を行うのは少し手間がかかります。
かといって、楽天証券口座に引き落とされる金額を数カ月分まとめて入れておくと、金利がつきませんのでもったいないですよね。
連携させておけば、振込直前まで楽天銀行口座に資金が入っているため、0.1%の優遇金利を無駄にすることがありません。
しかし、楽天銀行でクレジットカードや公共料金の引き落としを設定している場合、銀行残高が気になる人がいるでしょう。
その点はご安心ください。 自動入出金(スイープ)では、楽天銀行に入れておきたい金額を「1万円」から設定できます。
クレジットカードなどの支払い金額を考慮して、最低金額を設定しておきましょう。
楽ラップの入金方法と反映時間:
楽ラップへの入金方法別で、入金の反映時間を調べてみました。
まず、即時反映されるのは「リアルタイム入金」「らくらく出金」「自動入出金(スイープ)」です。
口コミも調べてみましたが、楽ラップの入金の反映時間についてはとくに問題はありませんでした。
楽ラップで唯一、多少の反映時間がかかるのが「銀行振込」での入金方法です。
ただし、銀行振込の場合でも、それほど反映時間はかかりません。
営業日の9時から15時の間に銀行振込の処理をすれば、10分から1時間程度で反映されます。
土日は営業日ではありませんので、金曜日の夕方などに銀行振込をしてしまうと、銀行によっては週明けの処理になる可能性があります。
楽ラップの入金反映時間では、この点だけご注意ください。
楽ラップの入金方法・入金手数料・反映時間を分かりやすく解説まとめ
楽ラップの入金方法・入金手数料・反映時間について詳しく解説しました。
楽ラップへ入金する場合、必ず楽天証券総合口座を経由しなければいけません。
楽天銀行口座を持っている人であれば楽天証券と連携させておくと入出金が非常に便利になります。
それ以外の銀行を利用したいのであれば、楽天証券と提携している銀行に該当するかどうかを調べて、楽ラップへ入金してみてくださいね。