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楽ラップの大損・マイナスのリスクを分かりやすく解説

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楽ラップで大損する可能性があるのか、どのようなマイナスリスクがあるのかを知りたい。

おすすめ情報だけでなく、本当のことを知りたい…

そんなふうにお考えではないでしょうか。

楽ラップはプロが投資信託を選んで、最適なポートフォリオを組んでおまかせで運用してくれるロボアド投資です。

この記事では、楽ラップで大損する可能性はあるのか?

マイナスリスクはどんなものがあるのかを分かりやすく解説していきます。

楽ラップの大損・マイナスリスクを分かりやすく解説

楽ラップで大損する?マイナスリスクはある?

楽ラップはロボアド投資ですので、当然マイナスリスクはありますし、大損する可能性がないとは言い切れません。

楽ラップで想定されるマイナスリスクは、元本を割るかもしれないことです。 まず、楽ラップの投資先は「国内外の投資信託」です。

楽ラップでは銀行預金や定期預金と違って、元本保証のない金融商品を取り扱っていますので、当然のことながら元本は保証されていません。

楽ラップのようなロボアド投資だけでなく、証券会社で株を買う場合でも元本保証はありません。

また、iDeCo(イデコ)やNISAでも元本保証のない投資信託や株を購入することには変わりはないのです。

楽ラップのローリスクローリターン型であれば、大損する可能性は少なくマイナスリスクは減らせるでしょう。

リターンを大きくしたいのであれば、それに比例して大損する可能性やマイナスリスクは高まることは避けられません。

では、楽ラップでロボアド投資をしている人が、実際にはどれくらいマイナスがでてしまったのか、どれくらいの大損がでたのかをみてみましょう。

楽ラップで大損・マイナスリスクがでた割合

では次に、楽ラップでマイナスリスクを抱えて大損してしまった人はどれくらいの割合でいるのかを調べてみました。

まずは、現在の楽ラップの契約件数と契約残高の増減をみてみましょう。

・2018年:契約件数4万件、契約残高400億円、平均投資金額100万円

・2020年:契約件数4万8000件、契約残高690億円、平均投資残高143万円

ご覧のように、2年間で契約件数は20%増、平均投資金額は40%増と大幅に増えています。

楽ラップは元本保証ではありませんが、解約するほどのマイナスの結果はでていないといえるかもしれません。

では次に、楽ラップの運用損益別顧客比率のデータをご紹介します。

これは、楽ラップで運用益がプラスがでたのかマイナスリスクがでたのか、またその割合のデータです。

・2018年:マイナス30%からマイナス10%「0.1%」、マイナス10%から0%「46.0%」、0%からプラス10%「50.0%」、プラス10%以上「4%」

・2020年:マイナス30%からマイナス10%「27.1%」、マイナス10%から0%「62.3%」、0%からプラス10%「9.3%」、プラス10%以上「1%」

2018年は利益が出ていた人が54%を占め、マイナスだった人も10%以内の人がほとんどです。

つまり、2018年時点で楽ラップで大損した人はいなかったといえます。

しかし、2020年は株価の大暴落の真っ最中のデータのため、大損した人の割合が急増しています。

楽ラップで利益が出た人の割合はわずかに10%、マイナスだった人は90%にも及んでいます。

しかも、2018年にはほとんどいなかったマイナス10%以上という大損をした人が4人に1人という高い割合でいました。

楽ラップの大損・マイナスリスクを減らす:下落ショック軽減機能(TVT機能)

楽ラップには「下落ショック軽減機能(TVT機能)」があり、大損やマイナスリスクを回避する機能があるのをご存知でしょうか。

具体的にいうと、株式相場で急落や暴落が起きた場合、株式の割合を減らして債券の比率を上げるポートフォリオに組み替える機能のことです。

楽ラップで日々刻々と変わる保有資産の目減りを少しでも減らして、心を落ち着かせたい人にとってはとても良い機能だといえます。

ただ、ゆっくりと下落している相場であればこの下落ショック軽減機能(TVT機能)は効果を最大限に発揮できたかもしれませんが、暴落では追いつきませんでした。

楽ラップでは、ローリスク・ローリターン型からハイリスク・ハイリターン型まで計9種類のポートフォリオを選べるようになっています。

そのうち、4種類のポートフォリオには下落ショック軽減機能(TVT機能)がついています。

運用成績を確認してみると、この下落ショック軽減機能(TVT機能)がついていないほうがパフォーマンスが良いとの結果を見つけました。

その理由は、ここ最近の相場の状況が、急落・暴落してもすぐに強く回復したためだと考えられます。

相場が暴落したときでも淡々と自動積立していれば底値で安く投資信託を購入できるため、株価が回復すればハイリターンが見込めるでしょう。

言い換えると、下落ショック軽減機能(TVT機能)は資産の目減りを減らせるかわりに、上昇基調でのリターンもゆるやかになってしまうリスクがあるということです。

これはどちらがいいということではなく、マイナスリスクや大損に対して自分はどちらの戦略をとりたいのか?で選ぶことをおすすめします。

楽ラップの大損・マイナスリスクを減らす:出金のタイミング

楽ラップでマイナスリスクを減らし、大損しないための秘訣は「出金のタイミングをはかる」ことです。

さきほど「楽ラップで大損・マイナスリスクがでた割合」でデータを示した通り、株価が底値の時点で出金するのは絶対にさけてください。

相場が底値で含み資産がマイナス30%になったとしても、出金しなければ「大損は確定」しないからです。

このデータを集計したあと、株価は急上昇して暴落前の水準にまで戻りました。

つまり、一時的にはデータ上では大損していても、実際には大損はしていない状態なのです。

楽ラップに限らず、ロボアド投資や投資信託のような長期積立を基本とする投資では、淡々と積み立てていくことがマイナスリスクを排除する一番の手法でしょう。

楽ラップの大損・マイナスリスクを分かりやすく解説まとめ

楽ラップで大損する可能性はあるのか、どのようなマイナスリスクがあるのかを詳しく解説しました。

楽ラップは国内の投資信託がメインですので、基本的には株価相場の変動リスクだけを考えていればよいでしょう。

他のロボアド投資のように為替によるマイナスリスクの影響はそれほど考慮する必要はありません。

楽ラップは元本保証の投資ではありませんので、当然大損したりマイナスリスクの影響を受けたりします。

長期積立をすればするほど、マイナスリスクは減りますので、ご自身のリスク許容度や投資方針にあわせて楽ラップで取引を続けてみてください。