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楽ラップの利回りと年利を分かりやすく解説

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楽ラップに興味があるんだけれど、利回りと年利ってどれくらいなの?

株式投資するより儲かるのかな?

こんな疑問がふと頭に浮かんだ人もいるのではないでしょうか。

楽ラップは、楽天証券口座を持っている人であれば、簡単に取引開始できるロボアド投資サービスです。

他のロボアド投資が海外のETF(上場投資信託)へ投資しているのに対し、楽ラップは国内外の投資信託に投資しているのが大きな特徴です。

この記事では楽ラップの利回りと年利について、分かりやすく解説していきます。

楽ラップの利回りと年利を分かりやすく解説

楽ラップの利回りと年利:利回りとは

楽ラップの利回りと年利をご紹介する前に、「利回りと年利」「トータルリターン」について理解を深めておきましょう。

・利回り:投資した金額・元本に対する1年あたりの運用収益の割合

・年利:1年あたりの利率のこと。あらかじめ設定している税が引かれる前の利率

・トータルリターン:利回りに騰落率や運用コストを含めて計算したもの

まず、利回りとは「複利や複数年にわたって運用して元本がどれくらい増えたのか?」その収益を1年あたりに計算し直したものです。

例えば、楽ラップで100万円を5年間運用して、130万円になった場合の利回りを計算してみましょう。

この場合、収益は130万円ー100万円=30万円です。

収益30万円÷元本100万円÷5年✕100=6% この6%が年平均利回りです。

通常、利回りは1年間で計算しますので、この場合は「利回りが6%」と省略します。

仮に楽ラップなどのロボアド投資のサイトで「ここ5年間の利回りが40%」と記載されている場合は、40%÷5年間=8%が利回りです。

必ず、1年あたりに換算して、運用成績を比較するようにご注意ください。

楽ラップの利回りと年利:年利とは

では次に、楽ラップの「年利」について説明しましょう。

年利とは、1年あたりの金利・利率のことであり、税金が引かれる前の数値です。

ちなみに、ロボアド投資では「年利」という表現は使いません。

「利回りが〇〇%」と表現されているはずです。

一方、銀行預金では「普通預金の金利は0.01%」のように使われます。

住宅ローンやマイカーローンのようにお金を借りた時に支払う金額の割合のことも「金利」という表現をします。

金利や年利は、預金したり借金をしたときに前もって確定している利息や利子のことです。

言い換えると、楽ラップで運用した結果増えた利益から計算したものが「利回り」、あらかじめ投資した金額に対して支払う金額が決まっている銀行用金などを「年利」とよんでいます。

楽ラップなどの投資で年利と言う言葉がでてきたときは「利回り」と読みかえてください。

楽ラップの利回りと年利:トータルリターン

楽ラップの運用成績のマンスリーレポートには、利回りや年利という言葉はでてきません。

その代わりに「期間別騰落率」や「パフォーマンス」「リターン」という表現がされていますので、分かりにくいかもしれませんね。

そこで、楽ラップの「トータルリターン」の意味を理解しておく必要があります。 トータルリターンとは、「利回り」「騰落率」「運用コスト」をすべて含んだうえではじき出された数値です。

利回りに分配金を足して、さらに支払わなければいけない運用手数料などを差し引いたトータルリターンの数値のほうが、運用成績の正確な指標となるでしょう。

楽ラップの運用手数料は他のロボアド投資と比べると、比較的安い利率が設定されています。

つまり、利回りで他社と比較すると見劣りするかもしれませんが、トータルリターンで比べてみると、楽ラップのほうが運用成績がよいということもありえるわけです。

楽ラップの利回りと年利:積極度別

楽ラップでは、積極度を5段階に分けています。 それぞれの積極度によってどれくらい楽ラップの利回りと年利が変わるかをみてみましょう。

まず、楽ラップの積極度とそのポートフォリオの例は下記のとおりです。

・保守型:株式21%、債券67%、リート9%、現金3%

・やや保守型:株式37%、債券53%、リート7%、現金3%

・やや積極型:株式51%、債券39%、リート7%、現金3%

・積極型:株式66%、債券24%、リート7%、現金3%

・かなり積極型:株式80%、債券10%、リート7%、現金3%

やや保守型〜かなり積極型では「下落ショック軽減機能(TVT機能)」をつけるかつけないかを選べます。

つまり、楽ラップは9つのポートフォリオがあります。 では次に、とある月の楽ラップの期間別騰落率を積極度別でみてみましょう。

利回りと年利は掲載されていませんので、6ヶ月・1年・3年の期間別騰落率でご紹介します。あくまで参考値としてご覧ください。

・保守型:6ヶ月3.69%、1年3.24%、3年9.65%

・やや保守型※TVTなし:6ヶ月8.57%、1年4.50%、3年11.24% 

・やや保守型※TVTあり:6ヶ月7.36%、1年2.04%、3年8.54% 

・やや積極型※TVTなし:6ヶ月10.71%、1年5.39%、3年12.72% 

・やや積極型※TVTあり:6ヶ月9.78%、1年2.50%、3年9.41%

・積極型※TVTなし:6ヶ月12.88%、1年5.61%、3年13.27%

・積極型※TVTあり:6ヶ月11.57%、1年2.08%、3年9.12%

・かなり積極型※TVTなし:6ヶ月14.82%、1年6.47%、3年14.93%

・かなり積極型※TVTあり:6ヶ月13.56%、1年2.14%、3年9.67%

何度か株価急落や大暴落に見舞われましたが、全て元通りになったため、楽ラップでの運用成績は非常に良かったようです。

6ヶ月で比較すると、ポートフォリオによって「3.69%〜14.82%」と大きな開きがあります。

ですが、3年間の運用成績で見比べると、ポートフォリオによって「8.54%〜14.93%」と少し幅が狭まっています。

楽ラップのような分散投資では、長期投資が効果があるといえそうです。

ちなみに、積極度5の株式比率80%というのは他のロボアド投資と比べてもかなり株式の割合が高いので、「ハイリスク・ハイリターン型」だといえますね。

ただ、楽ラップの保守型でも3年間運用していれば「9.65%」という高い結果がでていますので、無理にリスクを高める必要はありません。

楽ラップの利回りと年利を分かりやすく解説まとめ

楽ラップの利回りと年利について、詳しく説明しました。

ロボアド投資の会社によって、運用成績を利回りで表示していたり、トータルリターン・パフォーマンス・騰落率などで公表していたりします。

1年間あたりの収益額と元本の割合である利回りだけでなく、運用手数料などのコストも考慮してみてくださいね。