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楽ラップと投資信託の違いを分かりやすく解説

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楽ラップと投資信託の違いが分からない。

手数料がかなり違うらしいけれど、具体的にどれくらい違うのか知りたい。

そんなことで頭を悩ましてはいないでしょうか。

楽ラップの投資先は「投資信託」ですので、楽天証券などで投資信託を買うのと何が違うのかが分かりづらいかもしれませんね。

この記事では、楽ラップと投資信託がどのように違うのか、手数料はどれくらい違うのかを分かりやすく解説します。

楽ラップと投資信託の違いを分かりやすく解説

楽ラップと投資信託の違い:お任せ?自分でする?

楽ラップと投資信託の違いは、投資を「お任せしてしまいたい」のか、「自分で考えて実施したい」のか、その投資に対する考え方といえます。

楽ラップや投資信託などに投資をするときには、下記の点を検討しなければいけません。

・ローリスク・ローリターン型でいくのか、ハイリスク・ハイリターン型でいくのか

・ポートフォリオに必要な投資信託を選定する

・どの投資信託をどれくらいの割合で持つのか

・売買金額と購入のタイミングを決定

・ポートフォリオが崩れていないかチェック

・ポートフォリオが崩れたら、最適な割合になるように売買をして調整

まず、楽ラップでは上記の点について、すべてお任せできるのが大きな特徴です。

楽ラップだと、用意された設問に答えるだけで投資に対して積極的にいくのか、堅実にいくのかを決めてもらえます。

そのあとは、買付日や購入金額を設定するだけで、投資信託の選定から売買までをすべてお任せできるのです。

投資初心者が一番戸惑うのが「どの商品を買えばいいのか分からない」「売買のタイミングが分からない」などでしょう。

長期保有しているとポートフォリオが崩れてリターンの成績が落ちてしまいますし、堅実な投資スタイルを望んでいるのに気づくと株式の割合が高まってハイリスク型になってしまいがちです。

楽ラップであれば投資信託での運用をすべてお任せできるため、とくに初心者におすすめです。

一方、投資信託は楽ラップと比較すると「自分で考えて売買しなければいけない」点が大きな違いといえます。

投資信託の場合、株式の個別銘柄を売買するよりは考えなければいけないポイントは少なめです。

しかし、数百から数千ある投資信託の中から、国内株式だけでいくのか、外国株式でいくのか、債券を加えるのか、など考えなければいけません。

この投資信託を選ぶところで挫折してしまう人がいるかもしれませんね。

投資信託について勉強していて買いたい投資信託がある人、投資を自分でコントロールしたい人であれば、上記の点はメリットだといえるでしょう。

つまり、投資を完全にお任せしたい人であれば「楽ラップ」、ある程度自分で考えて投資したい人であれば「投資信託」が向いています。

楽ラップと投資信託の違い:最低投資金額

楽ラップと投資信託では「最低投資金額」の点で大きな違いがあります。

まず、楽ラップは最低投資金額が「1万円」で、自動積立金額も「1万円」以上からです。

一方、投資信託では「100円」から買えるところがほとんどで、自動積立金額も毎月100円から設定できます。

まずは少額から投資を始めてみたい人であれば、楽天証券などの投資信託がおすすめです。

楽ラップと投資信託の違い:投資信託の銘柄

楽ラップは投資信託に投資していますが、楽天証券の投資信託とは「銘柄」にかなりの違いがあります。

まず、楽天証券では2000本以上の投資信託を取り扱っています。

人気の高い「楽天VTI」「楽天S&P500」などの投資信託を買いたいのであれば、楽天証券を選びましょう。

一方、楽ラップで取り扱っている投資信託は、基本的には「楽ラップ専用」のものが多いようです。

ではここで、楽ラップの投資信託の一例をご紹介しましょう。

・国内株式1種類:ステート

・ストリート日本株式インデックス・オープン

・外国株式メイン1種類:ステート・ストリート先進国株式インデックス

・オープン為替ヘッジあり

・外国株式サブ4種類:ステート

・ストリートとたわらノーロードの先進国株式と新興国株式

・国内債券1種類:ステート

・ストリート日本債券インデックス・オープン

・外国債券5種類:ステート

・ストリートの先進国(為替ヘッジあり&なし)、新興国、米国社債(為替ヘッジあり&なし)

・外国債券2種類:たわらノーロード先進国、楽天USEDハイイールド

・REIT(リート)2種類:たわらノーロード国内、先進国

ちなみに、楽天証券でも取り扱っているのは「たわらノーロード先進国株式」のみでした。

楽ラップのすべての投資信託には【楽ラップ専用】<ラップ向け>という文言が入っています。

楽ラップでは、ポートフォリオの中に16種類の商品が入っていました。

これで充分だと考える人であれば、楽ラップでよいかもしれません。

投資信託の銘柄にこだわりがある人であれば、楽ラップではなく楽天証券で投資信託を買うほうがよいでしょう。

楽ラップと投資信託の違い:運用手数料

楽ラップと投資信託では「運用手数料」に違いがあります。

これは、楽ラップはお任せ運用なので手数料が高くなり、投資信託は自分でする範囲が広いため運用手数料が安いからだといえるでしょう。

同じ名前の投資信託が1本だけありましたので、楽ラップと投資信託の運用手数料がどれくらい違うのかをご紹介します。

比較するのは「たわらノーロード先進国株式」。

信託報酬を含む管理費用は、楽ラップでは「0.22%」、楽天証券では「0.10989%」でした。

さらに、楽ラップでは預かり資産に対して、別途、投資顧問料が0.165%、資産1000万円以下であれば0.550%がかかります。

つまり、楽ラップでのトータルの運営手数料は「0.935%」です。

楽天証券でたわらノーロード先進国株式の投資信託を買う場合と比べると、「0.8%」の差があります。

この手数料の差と投資スタイルをじっくりと比較検討してみてください。

楽ラップと投資信託の違い:リバランス

楽ラップでは、リバランスを自動でしてもらえますが、投資信託ではリバランスはすべて自分で考えなければいけないところが大きな違いです。

短期売買ではリバランスをしなくてもかまいません。

ですが、中長期の投資であればリバランスは運用結果に違いをもたらすため、せめて年に1〜2回はリバランスをしておきたいところです。

リバランスするには、ポートフォリオをどうしたいか検討して、最適なポートフォリオに近づけるために銘柄を選んで売買しなければいけません。

楽ラップでは、年に数度のリバランスだけでなく、自動積立時にもポートフォリオを保てるように割合を配分して各投資信託を買い付けます。

もし暴落がおこれば、株式の割合を減らして債券の比率を高める売買を自動で行ってくれます。

その点、投資信託で運用している人であれば、上記のことをすべて自分で判断して売買しなければいけません。

リバランスをしてもらえるかどうかが、楽ラップと投資信託の大きな違いだといえるでしょう。

楽ラップと投資信託の違いを分かりやすく解説まとめ

楽ラップと投資信託では、銘柄だけでなく、投資にかかる手間と運用手数料の違いなどがあります。

楽ラップの投資先は「楽ラップ専用の投資信託」がほとんどで、楽天証券で取り扱っている投資信託とは少し違う銘柄です。

また、買付から投資信託の選定・リバランスまでお任せするため、楽ラップの運用手数料は投資信託を自分で買い付けるよりも高い設定になっています。

投資がまったく初めての人はお任せができる「楽ラップ」、少し慣れてきた人であれば「投資信託」がよいでしょう。