SBIネオモバイル証券(ネオモバ)は、スマホアプリで簡単に株式投資ができ、Tポイントで株を買えることから人気がでてきたネット証券会社です。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)での取引をするにつれて、「逆指値ってどういうときに使うんだろう?」「逆指値を使ってみたい」と考え始めた人がいるでしょう。
逆指値は「株価が上がったら買う」「株価が下がったら売る」という普通の取引とは逆の注文方法ですので、初心者にとって分かりづらいかもしれません。
ですが、株取引の中上級者になると、「逆指値できるかどうか」を証券会社を選ぶポイントにする人がいるくらいです。
そこで今回は、逆指値についてと、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で逆指値できるのか?を分かりやすく解説します。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の逆指値を分かりやすく解説
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で逆指値注文できる?
Tポイントで株買ったけどネオモバって単元で持たないと指値売りさせてくれないのねやり方キタねーよ😂
— bluecoinxrp.no2 (@BluecoinxrpN) September 28, 2020
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では、S株(単元未満株)と単元株ともに、逆指値注文はできません。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)でできる注文方法は、S株(単元未満株)は「成行注文のみ」ですので、指値注文も逆指値注文もできません。
次に、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の単元株の場合、「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。
このうち、指値注文でできるのは「株数・値幅制限内の株価・注文期間」のみであり、逆指値はできない仕組みです。
ちなみに、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)だけでなく、大手証券会社でも、単元未満株は成行注文しかできませんので、当然、逆指値の仕組みもありません。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では、1株単位で運用している人が多いので、どちらにせよ、指値注文や逆指値注文はできない仕組みです。
ただし、単元株になるとSBIネオモバイル証券(ネオモバ)では指値注文できますので、どうしてもS株(単元未満株)を指値で売却したい場合は、100株になるまでS株(単元未満株)で買い集めて、100株まとまった時点で指値で売ることができます。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではできない損切りの逆指値
休日なので、よく考えながら値上がりした株と、値上がりしてない株の利確と損切の逆指値の注文を出しました。株式初心者ですが、便利ですね。リスクかなり抑えられるじゃないですか。すごいと思います。投資信託は困ったな。
— HIAS (@HirohidAsano) June 6, 2020
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では逆指値はできませんが、損切りは株式初心者が中級レベルに上がるには必要なテクニックですので説明します。
まず、損切りの逆指値は株式投資のリスクを抑えてくれる有効な手段です。
株式投資では、買う時よりも売るときの方が感情に左右されがちです。
株価が予想より大きく下がってしまったけれど損を確定させる売る勇気がなく、そのまま塩漬けになってしまうことがあります。
こうした塩漬け株が増えてしまうと、株式投資に回せる資金が先細りし、そのうちこれから上がるであろう有望な株を購入できなくなってしまうのです。
そんな時に役立つのが損切りの逆指値です。 株を購入した時点で逆指値を入れておくと、株価が下落した時に指定した金額で自動的に売却してくれる仕組みです。
この逆指値を使えば、感情に左右されずに損切りできますので、最小限の損失ですみます。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では逆指値はできませんが、株を購入するときに損切りラインを決めておけば、逆指値と同様の効果があります。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではできない買いの逆指値
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではできませんが、「買いの逆指値」という中上級者向けのテクニックがあります。
この買いの逆指値は「株の上昇トレンド狙い」で使います。
例えば、株がボックス相場になり、一定の値幅で上下している時、直近の高値を超えると一気に株価が上昇するシグナルだと言われています。
このようばボックス相場のときに「買いの逆指値」を入れておけば、タイミングを逃さず上昇トレンドにのれる確率が高まります。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)ではこの買いの逆指値ができませんので、自分で買い注文をだすしかありません。
タイミングよく買いの逆指値注文をだせるよう、気になる銘柄はSBIネオモバイル証券(ネオモバ)アプリ内のお気に入りにいれて、こまめにチェックしておきましょう。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の逆指値以外の注文方法
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では逆指値はできませんが、注文方法は「成行注文・指値注文」と「金額指定・株数指定・定期買付」があります。
まず、S株(単元未満株)は成行注文での「金額指定・株数指定・定期買付」だけです。
例えば、ある銘柄を5000円分買いたい、1株だけ買いたい、毎月○日に3000円分買いたいという注文方法が可能です。
残念ながら、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)のS株(単元未満株)では、株価が○円以下なら購入という指値注文や逆指値注文はできません。
それから、単元株では成行注文と指値注文ができます。
単元株での成行注文はS株(単元未満株)と同様です。
そして単元株での指値注文では、制限値幅内の金額で指値ができます。
例えば、現在値が943円の銘柄の場合、価格指定欄に792円〜1092円などと数値が表示されますので、その価格を参考にして指値をいれましょう。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の指値注文では、注文の有効期間を当日から3週間以内までの任意の日にちで設定できますので、こちらも指定しておきましょう。
また、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)では逆指値は入れられませんが、リスク回避のためにも、指値注文を入れた時点で損切りラインを設定しておくことをおすすめします。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の逆指値を分かりやすく解説まとめ
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)は、スマホで初心者でも簡単に株式投資できることを狙いとして生まれた証券会社です。
そのため、初心者には分かりづらい「逆指値」は、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)の機能からは外されました。
確かに、逆指値は損切りを自動設定できるので有効な手法なのですが、自分で損切りラインを決めて売買注文をだせば同様の効果がありますので、なくても大丈夫といえます。