THEO(テオ)はプロ・AIに資産運用をおまかせするサービス。
THEO(テオ)+docomoはそんなTHEO(テオ)とドコモアカウントを連携できるTHEO(テオ)から派生したサービスです。
しかし、THEO(テオ)+docomoはドコモユーザーならば無条件に利用すべきものなのでしょうか。
評判を見るとメリットばかりが強調されているように思えますが、実際にはデメリットなどはないのでしょうか。
そこで今回はTHEO(テオ)+docomoの特徴を評判をもとに分かりやすく解説していきます。
THEO(テオ)+docomoの評判を分かりやすく解説
THEO(テオ)+docomoの評判【ポイ活に最適】
THEO(テオ)+docomoでもっとも多い評判はポイ活に最適というものです。
ポイ活とは各種ポイントをうまく貯めて活用していくことです。
そして、THEO(テオ)+docomoはdポイントとの相性がたいへん良いと評判なのです。
たとえば、THEO(テオ)+docomoで50万円を運用していると1年間で900ポイントのdポイントが付与されます。
なにかを購入したわけでもないのにポイントが貰えるというのはたしかに大きなメリットです。
当然ながらドコモ回線を利用していることが前提ですが、コツコツとポイントを貯めたい人には嬉しい制度といえるでしょう。
THEO(テオ)+docomoの評判【少額投資が可能】
THEO(テオ)+docomoは少額から始められることもまた評判です。
かつてのTHEO(テオ)は1万円から始められる手軽な投資として人気でした。
しかし、THEO(テオ)は2020年4月より最低投資金額を1万円から10万円へと引き上げ。
そのため、ある程度まとまった金額を用意しなければ投資できないサービスになってしまいました。
その点、THEO(テオ)+docomoは今も変わらず1万円から投資が始められるのです。
これもまたコツコツと資産運用をしたい人に評判がよい理由のひとつです。
THEO(テオ)+docomoの評判【dカードとの相性がよい】
THEO(テオ)+docomoはdカードとの相性が良いという評判も多く見られます。
THEO(テオ)+docomoはdカードで決済した金額の一部を自動的に投資へと回す「おつり積立」が使えるからです。
おつり積立はTHEO(テオ)+docomoで設定した基準額と買い物の差額を自動的に投資へと回すサービス。
仮に500円を基準額として設定したとすれば、dカードで300円の買い物をすると差額の150円が自動的に積み立てられます。
ほんのわずかな金額にも思えますが、塵も積もれば山となるものです。
THEOでおつり積立はじめました。 塵も積もれば山になりますように!
— miyuki (@t_miyumiyu) March 16, 2019
たとえば、日々のランチを500円までと決めてdカードでお昼代を決済するとします。
1年間では100円/日×平日5日×52週=26,000円の積立になります。
THEO(テオ)+docomoは積立「投資」ですから運用成績によってはさらに利益も期待できます。
これはあくまでも一例ですが、具体的に考えるとTHEO(テオ)+docomoに良い評判が多いのも頷けるのではないでしょうか。
THEO(テオ)+docomoの評判【ドコモ口座との相性もよし】
THEO(テオ)+docomoはドコモ口座との相性の良さも評判です。
ドコモ口座はスマホを使って決済ができる電子マネーサービス。
THEO(テオ)+docomoと連携すればワンクリックで入金や出金が可能です。
ただし、ドコモ口座は2020年に第三者による不正利用で話題になったサービスです。
現状、すでに対策はとられていますがドコモ口座の信用は失墜しました。
一時休止していたサービスも2021年2月より再開していますが、利用する際はこういった前例があったことは承知しておきましょう。
THEO(テオ)+docomoの評判【NISA非対応】
ここまでは主にTHEO(テオ)+docomoのよい評判を紹介してきました。
しかし、THEO(テオ)+docomoにも悪い評判がないわけではありません。
よく見られるものとしてはNISA非対応であることが代表的です。
NISAとは対応した金融機関での投資について一部の利益を非課税とできる制度です。
制度設計がやや複雑ですが、利用できればメリットしかありません。
ただ残念ながらTHEO(テオ)+docomoはNISAに対応していません。
THEO(テオ)+docomoで得た利益については必ず納税義務が生じます。
資産運用といえばNISAというほどNISAは人気のある制度です。
数ある資産運用サービスのなかでそれが使えないというのは明らかなデメリットです。
NISA非対応なのが残念でならないという評判が多いのも無理からぬことでしょう。
THEO(テオ)+docomoの評判【手数料が高い】
THEO(テオ)+docomoは手数料が高いという評判も少なくありません。
THEO(テオ)+docomoの手数料は預かり資産の0.65%~1.00%(年率)。
THEO(テオ)+docomoは業界最低水準をうたっていますが、それはロボアドバイザー業界限定の話しです。
基本的に取引手数料無料である一般的な株式投資などに比較するとどうしても1%近い手数料は割高です。
※ THEO(テオ)+docomo公式サイトより引用
最高ランクの0.65%であったとしても、一般的な投資信託の信託報酬手数料と同水準程度。 決して優れた条件ではありません。
こういったことから株式投資経験者を中心としてTHEO(テオ)+docomoは手数料が高いという評判が少なくないのです。
もっとも、THEO(テオ)+docomoユーザーの多くは投資初心者です。
ある程度の手数料を支払うことで経験不足を補えるのであれば決して高い手数料ではないという評判もまた多く見られます。
このあたりはご自分の投資経験に照らして判断されるとよいのではないでしょうか。
ちなみに、THEO(テオ)+docomoの本体であるTHEO(テオ)単体の場合でも手数料などの条件はまったく同じです。
THEO(テオ)+docomoだから取引条件が悪くなっているわけではないのでその点はご承知おきください。
THEO(テオ)+docomoの評判を分かりやすく解説 まとめ
THEO(テオ)+docomoはおおむね良い評判が多数です。
ドコモ口座やdカード、dポイントなどドコモ関連サービスとの連携が充実しているからです。
一方で、THEO(テオ)+docomoは手数料が高い、NISA非対応なのが残念という悪い評判もまた存在します。
とはいえ、万人にとって最良の資産運用サービスなどありえません。
THEO(テオ)+docomoはドコモユーザーでかつ投資初心者向けのサービスです。
そういった人はあまり評判に惑わされず、実際に使ってみるのもよいでしょう。