THEO(テオ)はプロ・AIに資産運用をおまかせできるサービス。
資産運用初心者の人にとってはたいへん便利なサービスです。
そんなTHEO(テオ)の大きな特徴のひとつは積立投資ができること。
しかし、THEO(テオ)の積立投資は積立預金とはどう違うのでしょうか。
また、具体的な引き落とし日や手数料などはどのようになっているのでしょうか。
そこで今回はTHEO(テオ)の積立について分かりやすく解説していきます。
THEO(テオ)の積立を分かりやすく解説
THEO(テオ)の積立とは
THEO(テオ)はプロ・AIに資産運用をおまかせできるサービスです。
なかでも積立投資はTHEO(テオ)ユーザーのおよそ7割が利用している人気のサービスです。
THEO(テオ)の積立投資はその名のとおり、毎月一体の金額を自動的に積立て投資するサービス。
毎月コツコツと預金をする積立預金のように利用可能です。
ただし、THEO(テオ)の積立はあくまでも投資。
預金ではないため、場合によっては元本割れになるリスクがあることは承知しておきましょう。
THEO(テオ)の積立のやり方
THEO(テオ)の積立のやり方は簡単です。 マイページの積立設定から各種項目を選んで設定するだけです。
積立額は最低10,000円~最高200,000円まで。
ここで設定した金額が毎月、指定した銀行口座から自動的に引き落とされてTHEO(テオ)の口座へ積み立てられます。
なお、最低積立額は10,000円ですが、THEO(テオ)の最低運用資金は10万円からです。
(※ THEO(テオ)+は10,000円~)
そのため、積立の累計もあわせたTHEO(テオ)の残高が10万円に達するまでは実際の資産運用はおこなわれません。
当然ながら、ただ口座へ入金しているだけで運用をしないのではTHEO(テオ)を使う意味もほとんどありません。
積立をするにしろしないにしろ、THEO(テオ)の口座へは最低10万円は入金するようにしましょう。
THEO(テオ)の積立の手数料
THEO(テオ)の積立自体には一切手数料はかかりません。
入金や引き落としになんらかの手数料が引かれることもありません。
ただし、実際の積立投資に関しては別途、年率0.65%~1.00%の手数料がかかります。
これは年率なので、おおよそ口座残高に「1.00/12=0.08%程度」を乗じた金額の手数料が毎月かかると考えておきましょう。
たとえば、THEO(テオ)で10万円を運用しているならば毎月の手数料は約100円ほどです。
正直なところ、THEO(テオ)の運用手数料は決して安くはありません。
ただ、投資初心者の人が自前で積立投資をするとなれば、かなりの勉強が必要になってきます。
それを代行してもらえると考えれば妥当な手数料ともいえるでしょう。
また、ロボアドバイザーというカテゴリーで考えるとTHEO(テオ)の手数料は比較的割安な部類です。
THEO(テオ)は手数料が高いという評判は、あくまでも広く「投資・資産運用」という括りで比較した場合にかぎります。
基本的によほど資産運用に慣れた人でなければ手数料を気にする必要はないでしょう。
THEO(テオ)の積立の引き落とし日
THEO(テオ)の積立の引き落とし日はある程度自由に設定可能です。 具体的には以下のような選択肢があります。
・毎月6日
・毎月12日
・毎月20日
・毎月26日
いわゆる五十日の少しあとの日程です。
この日時になると指定金融機関の口座から積立額が引き落とされます。
なお、この日程はあくまでも引き落としの実行される日程です。
引き落とされた金額がTHEO(テオ)の口座へ反映されるまでには5営業日ほどのラグがあります。
「引き落とし=THEO(テオ)口座への入金」ではないので注意しておきましょう。
また、引き落としは引き落とし日の10日ほど前に確定します。
その確定日から実際の引き落とし日までのあいだにTHEO(テオ)を解約した場合も積立はキャンセルされずいったん引き落とされます。
その場合ものちほど返金はありますが、若干の時間がかかることは承知しておきましょう。
THEO(テオ)を積立しないで使うことはできるのか
THEO(テオ)は積立をせずとも利用可能です。
最低投資額である10万円以上を一括入金すればその資金で資産運用が開始できます。
ただ、やはりTHEO(テオ)の本領が発揮できるのは積立を利用してこそ。
一括入金してあとは放置しておくといった使い方はあまりおすすめではありません。
たとえば、THEO(テオ)へ10万円を一括入金して年率5%で運用できたとしましょう。
すると5年後の残高は約12万7千円です。 25%以上も増えているのでこれだけでもかなりのリターンです。
ただ一方で、仮に毎月1万円の積立をしていたとするとそれだけで5年後の残高は70万円を超えます。
複利なので詳しい計算は省略しますが、そこに運用益をプラスすれば残高は100万円を超えます。
毎月のわずかな積立をするかしないかでこれだけの差がつくのです。
どうせTHEO(テオ)を使うのであれば、やはり積立は利用することをおすすめします。
THEO(テオ)の積立が元本割れになるリスク
THEO(テオ)の積立は預金ではありません。
THEO(テオ)の積立はあくまでも積立「投資」。
そのため、マーケットの状況によっては元本割れになるリスクはゼロではありません。
とはいえ、THEO(テオ)の積立投資は基本的に長期運用が前提です。 一時的な元本割れで解約するのはやめておきましょう。
実際、ダウ平均株価や日経平均株価など、大半の金融商品の価格は紆余曲折あれど中長期的にはけっきょく右肩上がりです。
急な市場の変化に焦って積立を止めた人ほど結果として損をしているものです。
投資に絶対はありませんが、THEO(テオ)の今後の積立においても同じ傾向があると言ってよいでしょう。
また、自身の手腕で投資しているのであれば市場変化に対応してポートフォリオを組み替えるのは自然な対処です。
しかし、THEO(テオ)はそういった組み換え(リバランス)も自動でおこなっています。
基本的に、THEO(テオ)で積立をする人はどっしりと構えて一時的な市場変化には動じないでおくことをおすすめします。
THEO(テオ)の積立を分かりやすく解説 まとめ
THEO(テオ)の積立は最低月額1万円から始められる積立「投資」です。
一度、積立額と引き落とし日を設定すれば、あとは意識することなく自動的に毎月積立投資ができます。
また、THEO(テオ)は運用手数料こそかかりますが、積立に際してなんらかの手数料が別途かかるようなこともありません。
積立設定の変更も自由です。
THEO(テオ)は積立を利用せずとも使えますが、やはり積立はTHEO(テオ)の大きな特徴のひとつです。
できれば一括入金だけではなく積立もあわせて利用していくことをおすすめします。