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ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建てを分かりやすく解説

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ウェルスナビ(WealthNavi)で投資を始めたらドル建てという言葉がでてきたけれど、どういう意味?運用結果になにか関係あるの?どこで操作できるの?

こんなお悩みを持っていませんか。

ウェルスナビ(WealthNavi)は初心者でもほったらかしで投資ができるサービスですので、為替リスクのことがよく分からない人が多いかもしれませんね。

この記事では、ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建てとは?円高・円安の為替リスクについて、スマホやPCでの見方などを分かりやすく解説します。

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建てを分かりやすく解説

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建とは

ウェルスナビ(WealthNavi)は米国ETFを運用していますので、ドル建てで購入しています。

つまり、購入したETFの運用結果は「ドル建て」で見るのが正しい見方だといえます。

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建ての運用結果だけを見ていると、その運用がうまくいっているのか、パフォーマンスをだせていないのかが分かりづらくなってしまいます。

しかし、ウェルスナビ(WealthNavi)で運用したお金を出金するときは円建て、つまり日本円で受け取ります。

ですので、円建てでどれだけ収益が増えたのかが一番気になるところです。

つまり、ウェルスナビ(WealthNavi)では、運用の途中では「ドル建てと円建て」のパフォーマンスを気にして、出金するときには「円建て」でみるようにしましょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建ての為替リスク

例えば、購入時の為替レートが1ドル105円で出金時が1ドル103円の場合で、ウェルスナビ(WealthNavi)で運用した結果、ドル建てが1万ドル⇒1万300ドルに増えたと仮定します。

この場合、ドル建てでは300ドル増えていますが、円建てでは「105万円⇒103万円」となり、損がでています。

ウェルスナビ(WealthNavi)での円建て・ドル建てで取引しますので、為替リスクの知識が必要不可欠です。

ではここで、円高・円安の基礎的な説明と為替リスクについて詳しく説明しておきましょう。

円安とは、日本円の価値が低くドルの価値が高い状態のことです。

例えば、1ドルが100円のときに1万ドルのETFを購入するには、100万円が必要です。

これが1ドル110円になると同じ1万ドルのETFを購入するには110万円が必要になり、日本円にして10万円余計に支払わなければいけません。

この場合、日本円の価値が低くなっていますので、「1ドル100円⇒1ドル110円」は円安なのです。

逆に、1ドル90円になれば、1万ドルのETFを90万円で購入できるようになりますので、この場合は「円高」といいます。

このほか、ドル円が上昇、下落と呼ぶことがあります。

ドル円が上昇とは「ドルの価値が上昇・日本円の価値が下がるので円安」、ドル円が下落とは「ドルの価値が下落・日本円の価値が上がるので円高」の意味です。

ではここで、ウェルスナビ(WealthNavi)での取引でこの為替リスクを考えてみましょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)でETFを購入するときに円高であれば、同じ投資金額でより多くのドル建てETFを購入できます。

円安のときに購入すれば、ドル建てETFを購入できる口数が減ってしまいます。

逆に、ウェルスナビ(WealthNavi)で運用したドル建てETFを売却する場合、円高であれば、円建てでの出金できる金額は少なくなります。

円安であれば、出金時により多くの日本円を手にすることができます。

もちろん、ウェルスナビ(WealthNavi)は為替リスクだけで収益を上げる商品ではありません。

収益はドル建てのパフォーマンスに左右されますが、出金時には円安傾向のときにするほうがお得ということを頭の片隅にいれておきましょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)の為替リスクとドルコスト平均法

ウェルスナビ(WealthNavi)が推奨している「積立投資」はETFの買付に効果を発揮しますが、実は為替リスクにも効果的なのです。

前章の為替リスクのところで購入するときは円高の時がお得と伝えましたが、円安傾向のときは買付をしないとういうのは、投資の機会損失につながります。

しかも、為替の値動きを予測することは難しいでしょう。

そこで、ドルコスト平均法で購入時期を分散させて買い付けていくことで、為替リスクを少なくできます。

例えば、毎回1万円の日本円でETFを購入する場合と、3万円一括購入とで比べてみましょう。

・1回目:1ドル100円、100ドルのETF

・2回目:1ドル110円、90.9ドルのETF

・3回目:1ドル90円、111.1ドルのETF

ウェルスナビ(WealthNavi)の積立投資1万円を3ヶ月続けたときは、302ドル分のETFを買付できます。

3万円一括購入であれば、1ドル100円のときは300ドル分、110円のときは272.7ドル分、90円のときは333.3ドル分のETFを購入できます。

確かに1ドル90円で買い付けられれば、積立投資するよりかなりリターンは多いのですが、逆に110円になるとかなりの損を出していることがお分かりいただけるでしょうか。

ウェルスナビ(WealthNavi)では、「国際・長期・分散」投資を方針にしていますので、為替リスクについても分散したいと考えています。

絶好の買い場である急激な円高時に臨時入金するのは良いですが、平常時はドルコスト平均法で淡々とウェルスナビ(WealthNavi)で積立投資するのがよいでしょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建ての見方

ウェルスナビ(WealthNavi)のPCとアプリでは、初期設定は円建てで表示されています。

ドル建てに切り替える見方をご紹介しましょう。

まず、ウェルスナビ(WealthNavi)のスマホアプリ画面左上にでている「円・ドル」マークをタップすれば、見方を切り替えられます。

PC版では、ログインするとトップ画面に「円建て・ドル建て」両方の資産評価額が表示されています。

右に「円とドルのボタン」がありますので、クリックすればグラフを切り替える見方ができます。

資産運用中は、たまにドル建てと円建ての見方を切り替えて、運用結果を確認してみましょう。

出金するのは、為替レートが円安傾向になっているときにできれば、より多く日本円を受け取れるでしょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)のドル建てで出金できる?

ウェルスナビ(WealthNavi)でドル建てで運用していると、投資結果が良いうちにETFの運用を止めて、円安になった時点で日本円で出金したいですよね。

残念ながら、ウェルスナビ(WealthNavi)の出金は「日本円」と規定されていますので、ドル建てでの出金はできません。

ですので、為替レートと円建て・ドル建てでの資産評価額を検討してから、出金しましょう。

ポートフォリオにもよりますが、ウェルスナビ(WealthNavi)で一番収益が上がるパターンは「株価上昇+円安」、収益が一番低くなるパターンは「株価下落+円高」です。

参考にしてみてください。

ウェルスナビ(WealthNavi)の円建て・ドル建てを分かりやすく解説まとめ

ウェルスナビ(WealthNavi)は、日本円で購入してドルで運用し、再び日本円で出金する投資商品です。

そのため為替リスクにさらされていますので、円建てとドル建てでどれくらい資産が増えているかのチェックが必要です。

とくに出金のタイミングが円高と重なると思いがけず収益が低くなる可能性がありますので、充分に注意しましょう。