ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットとデメリットにはどのようなことがあるの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
ロボアド投資に興味を感じていてウェルスナビ(WealthNavi)をはじめたいとお考えの方もいるでしょうが、メリットとデメリットがよくわからないと言う方も少なくないはずです。
ここではウェルスナビ(WealthNavi)はどのようなサービスなのかを把握するために、メリットとデメリットについて解説していきましょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット・デメリットを分かりやすく解説
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット ユーザーに適したプランを提案してくれる
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットは、ユーザーの年収や年齢、資産運用の目的などを記入するだけで、ユーザーに適した資産運用プランを提案してくれます。
ユーザーの資産運用におけるリスク許容度はどの程度か、毎月いくらをいつまで積立てて運用すれば、どのくらい資産形成できるのかという目安を示してくれます。
また保有資産の組み合わせまでポートフォリオとして提示してくれます。
ウェルスナビ(WealthNavi)は投資をしたことがない方や、どの資産運用が向いているのかわからない方など、初心者に適したサービスと言えるでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット 全自動で運用できる
ウェルスナビ(WealthNavi)はプランの提案だけでなく、ほぼ全自動で資産運用できる投資一任型のロボアドバイザーです。
注文や決済、運用中の資産分配の最適化まで自動で行えるため、投資の知識がなくても資産運用をはじめられることは、ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットだと言えるでしょう。
初心者だけでなく、投資経験がある方であっても、市場の動向に合わせて買い付けしている投資信託の入れ替えや割合を変えるなどリバランスする必要があります。
しかしリバランスまでは手が回らないケースも少なくない一方、資産形成のためにはかかせないプロセスです。
ウェルスナビ(WealthNavi)は口座開設して入金を完了すれば、あとは全自動で運用してくれるため、リバランスを面倒に感じる方や生活が忙しい方にとっては大きなメリットだと言えるでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット 税金対策ができる
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットは、「自動税金最適化(DeTax)サービス」「おまかせNISA」などの税金対策をしながら資産運用できることでしょう。
自動税金最適化(DeTax)サービスとは、税金負担を自動で最適化する機能をさします。
株式投資で得た利益には約20%の税金がかかりますので、そのままだと分配金が減少してしまいます。
ウェルスナビ(WealthNavi)のポートフォリオのうち、リターンがマイナスになっている投資信託をいったん売却して損を確定することで、利益を減らす手法です。
自動税金最適化(DeTax)することで分配金をより多く再投資できますので、より投資効果を見込めることです。
おまかせNISAとは、一般的なNISA口座のウェルスナビ(WealthNavi)版で、5年かつ年間120万円の投資で得た利益に税金がかからないという国の投資制度です。
本来、投資で得た利益には20%の税金が発生するため、各自確定申告をして納税しなければいけませんが、おまかせNISAを利用すれば税金を納める必要がありません。
おまかせNISAは、ウェルスナビ(WealthNavi)をはじめるときには利用しなければもったいない制度と言えるでしょう。
このようにウェルスナビ(WealthNavi)では株式投資の税金負担を軽減しながらリターンをめざせることは、大きなメリットだと言えます。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット 長期・分散投資で損失リスクを軽減できる
短期の投資や、特定の投資商品では、ハイリターンが期待できる一方、ハイリスクになることがデメリットです。
一方、ウェルスナビ(WealthNavi)は長期運用で資産形成をめざすため、損失リスクを軽減できることがメリットでしょう。
当然、投資は景気や経済の影響を受けるため一時的に収益がマイナスになることもあるでしょう。
しかし長期的に景気が回復すれば収益がプラスに転じることも可能ですので、損失リスクを軽減できることは大きなメリットです。
たとえ複数の投資商品で運用していたとしても、すべて同じ国の投資商品だった場合は、同じように景気の影響を受けるため、国も分散させたほうがよいです。
また複数の国の株式・ETF・債券・金など、複数の投資商品に分散させ、さらに買い付けのタイミングも変えることで、損失リスクを軽減できることもウェルスナビ(WealthNavi)のメリットでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット スマホひとつで資産運用できる
ウェルスナビ(WealthNavi)のデメリット
ウェルスナビ(WealthNavi)のデメリット 手数料が高い
ウェルスナビ(WealthNavi)のもっとも大きなデメリットは、手数料が高いことでしょう。
年率で預かり資産の1.1%、3,000万円を超える部分については、年率で0.5%に軽減されます。
さらにウェルスナビ(WealthNavi)には「長期割」という特典もあり、50万円以上で運用を続けると、6ケ月ごとに手数料は割引され、最大で年率0.9%まで安くなります。
他社の投資信託の中には、年利預かり資産の0.05%という業者も実在するため、ウェルスナビ(WealthNavi)の運用コストは高いと言えるでしょう。
ただしウェルスナビ(WealthNavi)はプランの提示から運用、リバランスまですべて全自動で行う投資サービスですので、そのぶんのコストと考えると妥当だと言えるのかもしれません。
現に他社の全自動ロボアドバイザーのコストとウェルスナビ(WealthNavi)を比較すると同等程度だからです。
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット・デメリットを分かりやすく解説まとめ
ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットとデメリットについて解説しました。
なにをもってメリットやデメリットとするのかは、個々の価値観によって異なるかもしれません。
ウェルスナビ(WealthNavi)では口座開設と入金するだけであとは全自動で資産運用できます。
プランの提示や運用・リバランスの手間がないことは大きなメリットですし、デメリットであるコストの高さもカバーできるサービス性の高さと言えるでしょう。
全くの投資初心者でも安心してはじめられるウェルスナビ(WealthNavi)のメリットとデメリットをよく理解したうえで、ご利用を検討してみましょう。