ロボアド投資でシェアNO1のウェルスナビ(WealthNavi)、ロボアド投資だけでなく米国株までスマホで買えるワンタップバイ(One Tap BUY) どちらかで口座を開設してみたいけれど、きちんと比較してから選びたい…そんなふうにお考えでしょうか?
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)それぞれ使いやすさや強みが違います。
この記事では、特徴や運用方法の違いなどを比較しながら、分かりやすく解説していきます。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)の比較を分かりやすく解説
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を比較:特徴
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を比較すると、次のような特徴が共通していました。
・口座開設が簡単で、すぐに投資を開始できる
・NISA、つみたてNISA、iDeCo(イデコ)など非課税制度は使えない
では、異なっている特徴で比較してみましょう。
まず、ウェルスナビ(WealthNavi)の一番の特徴は、ロボアド投資特化型ということです。
最初に「年齢・金融資産・投資に対する考え」などの質問に答えれば、その人に最適なポートフォリオを作成してもらえます。
そして、あとは積立金額や積立回数を入れれば自動で買付をし、ポートフォリオが崩れたら自動でリバランスしてくれます。
ウェルスナビ(WealthNavi)の特徴は、株式投資など他の投資と比較するととても「楽」だといえるでしょう。
ただし、初回に10万円の資金を預け入れしないと投資がスタートできない仕組みです。
積立金額は1万円からでOKですが、最初の資金の準備にハードルが高いといえるでしょう。
では次に、ワンタップバイ(One Tap BUY)の特徴をみてみましょう。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の一番の特徴は、日本株だけでなく米国株を1000円から購入して積み立てていけることです。
他のスマホ証券で海外のETFを買えるところはありますが、米国株を買えるところはほとんどありません。
このほかのワンタップバイ(One Tap BUY)の特徴は、Pay Payボーナスで米国株を購入することが可能なところでしょう。
それから、ワンタップバイ(One Tap BUY)はロボアド投資もできるといわれていますが、ウェルスナビ(WealthNavi)と比較すると中身がかなり違います。
ワンタップバイ(One Tap BUY)の「つみたてロボ貯蓄」とは、単なる積立です。
自分でどの銘柄を購入するか決めなくてはいけないので、ロボアド投資とはいえません。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を比較:投資先
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)の投資先で比較してみました。
ウェルスナビ(WealthNavi)の投資先は、海外のETF(上場投資信託)のみで、内訳は「米国株・日欧株・新興国株・米国債券・物価連動債・金・不動産」です。
一方、ワンタップバイ(One Tap BUY)の投資先は、日本株130銘柄・アメリカの有名株100銘柄以上、ETFなどでした。
日本株は各業種のトップ企業のみ、アメリカはFacebookやアップルといった誰もが知っている有名な企業のみ、ETFはS&P500や米国国債、ベア型やブル型などバラエティに富んでいます。
ウェルスナビ(WealthNavi)の選定するETFと比較すると、ワンタップバイ(One Tap BUY)のラインナップはハイリスク・ハイリターンな選定といえるでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を比較:運用方法
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)ではどのように投資すればいいのか、運用方法を説明しながら比較しましょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)は、最初にリスク許容度の診断を行います。
例えば、リスク許容度が1であれば株式25%と債券75%の割合、リスク許容度5になれば、株式85%、債券15%とハイリスクハイリターンのポートフォリオとなります。
運用方法さえ決まれば、あとは完全におまかせで大丈夫です。
ポートフォリオが崩れてきたら自動でリバランス、税金が2万円を超えそうになれば税金最適化システムが発動して利益を調整してくれます。
では、ウェルスナビ(WealthNavi)と比較するとワンタップバイ(One Tap BUY)の運用方法にどのような違いがあるのでしょうか。
ワンタップバイ(One Tap BUY)では、基本的には他のスマホ証券と同程度の手間がかかる運用方法です。
ワンタップバイ(One Tap BUY)には「つみたてロボ貯蓄」がありますが、各自に併せて銘柄選定をしてくれるわけでも、購入する割合をかえてくれるわけでもありません。
例えば、アップルの株を積立したいとします。
アップル社をタップして1回あたりの積立金額を設定し「Mac購入用」などと積立名を決め、引き落とし口座を設定するものにすぎません。
アプリの操作性は非常によく、積立が楽しくなるユーザーインターフェイスなのが大きな利点といえるでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を比較:手数料
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)の手数料を比較してみました。
ウェルスナビ(WealthNavi)では、預かり資産に対して「0.9%から1%」の手数料がかかります。 ポートフォリオの作成やそれに伴うETFの買付、リバランスの際の売買手数料、為替手数料などは一切かかりません。
一方、ワンタップバイ(One Tap BUY)では、下記のようないくつかの手数料がかかります。
・取引手数料(スプレッド):基準価格の0.5%
※国内株・米国株・ETF
・為替スプレッド:ワンタップバイ(One Tap BUY)の為替レートに片道35銭
・銀行口座に残高があれば送金しなくても買付できる「おいたまま買付」送金手数料:2万円未満は110円
このほか口座管理料などはかかりません。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)の手数料は比較しにくいのですが、どちらも投資にかかる手数料は高めだといえるでしょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)の比較を分かりやすく解説まとめ
ウェルスナビ(WealthNavi)とワンタップバイ(One Tap BUY)を「特徴・投資先・運用方法・手数料」などで比較してみました。
ウェルスナビ(WealthNavi)はポートフォリオの作成から運用、リバランスまでを一貫して代行してくれるロボアド投資です。
一方、ワンタップバイ(One Tap BUY)は有名な日本株やアメリカ株、レバレッジ3倍のETFなどを積立できるスマホ証券です。
どちらもスマホで簡単に操作できるので一見似ているようですが、金融サービスとしては内容が違います。
ですので、どちがら自分の望む投資なのかを考えてから、口座を開設してみましょう。