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ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利を分かりやすく解説

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ウェルスナビ(WealthNavi)の投資の利回りはどれくらい?複利効果ってどういう意味?銀行口座とどれくらい違うの? こんな疑問をもっていませんか?

この記事では、ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利について、リスク許容度別の利回りの違いなどを詳しく解説します。

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利を分かりやすく解説

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回り:配当金(分配金)の複利効果

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りは、配当金(分配金)の複利の効果が大きいといえるでしょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)では、投資によって得られた分配金をそのままに口座に入金するのではなく、すぐさま再投資してくれます。

自分で証券会社でETFを購入した場合には自動で再投資してもらえません。

元本部分は投資運用されていますが、配当金(分配金)はそのまま証券総合口座に貯まっていくだけです。

もし証券会社などでこの分配金を投資にまわすのであれば、その都度買付の処理をしなくてはいけませんので面倒ですよね。

ちなみに、ウェルスナビ(WealthNavi)で取り扱っているETFの配当金(分配金)のスケジュールは下記のとおりです。

・毎月:AGG(米国債券)、TIP(物価連動債)

・3ヶ月ごと(3月、6月、9月、12月):VTI(米国株)、VWO(新興国株)、VEA(日欧株)、IYR(不動産)

米国債券であれば毎月、株式であれば3ヶ月ごとに配当金(分配金)がでます。

ですので、これを自動で再投資してもらえると非常に楽になると思いませんか?

では複利効果はどれほどのものなのか、具体的な計算を上げて説明していきましょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回り:複利と単利の計算

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りは複利効果によるものですので、実際に計算してみましょう。

利率は米国株の平均利回りが7%、全世界株の平均利回りが6%と言われていますので、手数料1%を引いた「5%」で計算しました。

複利は米国株や新興国株が3ヶ月ごとに配当金(分配金)がでるので3ヶ月で計算します。

ウェルスナビ(WealthNavi)での運用資金が100万円、運用期間1年・5年・10年・20年、利率5%で単利と複利の計算をしてみました。

なお、積立投資なし、複利は3ヶ月ごとに統一し、預かり資産に対する手数料や税金などは考慮していません。

・単利:1年で105万円、5年で125万円、10年で150万円

・複利:1年で105.9万円、5年で128.2万円、10年で164.3万円

ちなみに銀行の普通口座だと、10年たっても利息は100円だけです。

実際に計算してみると複利の持つ力を実感できるのではないでしょうか。

ウェルスナビ(WealthNavi)はほったらかし投資ですので、手間としては銀行の普通口座で管理しているのと同じといってもよいでしょう。

10年後でみると、銀行口座は+100円、5%単利で+50万円、5%複利で+64.3万円の差となりますので、無視できない金額です。

ただし、ウェルスナビ(WealthNavi)はETFに投資していますので、金融ショックなどがおこれば、前年度比マイナス30%という利回りに陥る可能性があることは頭にいれておきましょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利:リスク許容度

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利がリスク許容度別でどれくらい変わるのか、具体的に見ていきましょう。

まずは、ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度の説明をします。

ウェルスナビ(WealthNavi)では、株式など(米国株・日欧株・新興国株・不動産)と、債券など(米国債券・物価連動債・金)の2種類に分けていて、リスク許容度別にポートフォリオの構成が異なります。

リスク許容度1:株式25%・債券75%

リスク許容度2:株式55%、債券45%

リスク許容度3:株式65%、債券35%

リスク許容度4:株式75%、債券25%

リスク許容度5:株式85%、債券15%

では次に、リスク許容度別で、ウェルスナビ(WealthNavi)の利回り・複利・実績をみてみましょう。

2016年1月に100万円を入金し、その後2020年9月まで毎月3万円を積立して、累積元本額が268万円の場合での資産と利回り・複利実績です。

為替リスクを排除するために、ドル建てで表示、累積元本額は2.39万ドルでした。

リスク許容度1:資産評価額 2.88万ドル、リターン+20.6%、複利・利回り 4.33%

リスク許容度2:2.98万ドル、+24.8%、+5.22%

リスク許容度3:3.03万ドル、+26.9%、+5.66%

リスク許容度4:3.09万ドル、+29.5%、+6.21%

リスク許容度5:3.10万ドル、+30.1%、+6.31%

ご覧いただくと分かるように、ウェルスナビ(WealthNavi)のリスク許容度があがると利回りがあがっています。

ちなみに、この間に為替レートが120円から105円にまで円高がすすみましたので、円建てでのリターンはそれぞれマイナス10%程度です。

そのため、ウェルスナビ(WealthNavi)の円建ての利回りは、リスク許容度1で2.8%、リスク許容度5で4.69%となってしまいました。

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回り:リスクが高いと複利効果は薄れる

これまでウェルスナビ(WealthNavi)の利回りについてお伝えしました。

ですが、ハイリスクハイリターンだと複利効果が薄れてしまい、結果として利回りが低くなる可能性がでてくることを説明します。

仮に、3年間の利回りが5%として、ウェルスナビ(WealthNavi)のリターンが複利があるにも関わらず、どれくらい変わるかを計算してみましょう。

・ローリスク :1年目5%、2年目5%、3年目5%

・ミドルリスク:1年目7%、2年目-7%、3年目15%

・ハイリスク :1年目−10%、2年目−5%、3年目30%

いずれも利回りは年換算すると5%です。

では、複利で計算した利回りはどうなるでしょうか。

・ローリスク :「+15.7%」(1.05✕1.05✕1.05-1)✕100

・ミドルリスク:「+14.5%」(1.07✕0.93✕1.15-1)✕100

・ハイリスク :「+11.1%」(0.9✕0.95✕1.3-1)✕100

ウェルスナビ(WealthNavi)では、株式と債券を組み合わせてポートフォリオを組んでいます。

株と債券は逆相関の関係にあると言われていますので、分散投資することでローリスクに近づけるでしょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)では「分散投資でローリスクに近づける」ことと「複利効果」を最大にすることを念頭においているといえます。

ウェルスナビ(WealthNavi)の利回りと複利を分かりやすく解説まとめ

ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットは、手続きしなくても配当金(分配金)を自動で再投資してくれる複利効果と利回りでしょう。

ETFは毎月分配金がでるものがありますが、手動でこれらの分配金を投資買付の資金にまわす手続きは面倒です。

ウェルスナビ(WealthNavi)では、放ったらかしでも複利効果と利回りが得られますし、分散投資しているためリスクを抑えるポートフォリオを組んでいます。

もちろんリスクはありますが、ウェルスナビ(WealthNavi)で投資を始めてみてはいかがでしょうか。