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LINE証券(ライン証券)の逆指値を分かりやすく解説

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LINE証券(ライン証券)は逆指値注文できるの?

逆指値で損切りをしこみたいけれど、LINE証券(ライン証券)は対応している?

あなたは今、このようにお考えですよね。

LINE証券(ライン証券)は1株から購入できるとして初心者に人気のスマホ投資サービスです。

株式の売買に慣れてくると損失を意識するようになりますが、逆指値注文でLINE証券(ライン証券)の損切りをしたいとお考えの方もいるのではないでしょうか。

LINE証券(ライン証券)の逆指値を分かりやすく解説

LINE証券(ライン証券)は逆指値できる?

結論をいいますと、LINE証券(ライン証券)は逆指値できません。 LINE証券(ライン証券)の公式サイトにも、逆指値・寄り引き・引けなど、従来の株式取引では可能だった注文方法には対応していないと記載されています。

対応している注文方法は、1株で取引できる「いちかぶ」の場合、提示された価格のみ、100株単位の取引は成行注文と指値注文に限定されます。

LINE証券(ライン証券)が逆指値注文に対応していない理由は、シンプルなサービスの提供を目的としているからでしょう。

本来、株取引では、注文方法を選択して、選択内容に応じた数量や価格を記入して発注するため、注文方法のしくみについて理解する必要があります。

一方、LINE証券(ライン証券)で1株単位で株を買う場合、注文方法を選択する必要がないため、お店で商品を買うように「どの銘柄をいくらで買うのか」を決めるだけで注文できます。

また他の証券会社の場合も、1株単位の単元未満株を買う場合であっても成行注文だけしかできないケースがほとんどであるため、指値注文できないことから当然逆指値注文もできません。

さらに単元未満株自体を取り扱っていない証券取引所も多く、1株単位で株をはじめたい方には不向きでしょう。

他社にはないサービスに着目して、LINE証券(ライン証券)は少額から株を買えて初心者にもわかりやすいサービスを提供するために、あえて逆指値注文などはできないしくみなのです。

中には逆指値の対応を期待する声も聞こえていますが、今後LINE証券(ライン証券)が逆指値のサービスを開始する見込みは低いと言えるでしょう。

LINE証券(ライン証券)は逆指値による損切り注文に非対応

前述の通り、LINE証券(ライン証券)はシステム上、逆指値できないしくみです。

しかし逆指値注文はできなくても、株式取引において損切りは非常に重要すので、ひきつづき解説していきましょう。

まず株を買うときに、損切りラインを決める必要があります。 株式取引の基本は、安く買って高く売ることで利益をめざします。

今後価格が上がるだろうと予測して株を購入しますが、予想が外れてしまい価格が下がるケースもあります。

買った株式よりも安い価格で売った場合、同然損失が発生しますが、すでに発生した損失をなくすためには価格の回復を待つしかありません。

しかし発生した損失はなくならないと考えるのが投資の基本ですので、損失を最小限に抑えるために株式を売ってしまい、損失を確定します。

これを損切りと言います。 損切りラインは、株式を買った時点で、ここまで価格が下がったら株式を売ろうと先に決めておきます。

この損切り価格をしこむことができるのが、逆指値注文です。 もっともわかりやすいように、LINE証券(ライン証券)で逆指値注文ができるとした場合の、損切りについてみていきましょう。

たとえば現在株は100円で、今後値上がりするだろうと予測したうえで、100円で株を購入します。

同時に株が110円になったら売って、利益を獲得しようと考えているとしましょう。

一方、もしかしたら今後値下がりする可能性を考慮して、99円で損切りするために逆指値注文を発注しておきます。

値上がりするだろうという予測は外れて、株は90円まで値下がりしてしまい、最終的に10円の値下がりしたとしましょう。

しかし損切りのため、LINE証券(ライン証券)で逆指値注文をしこんでいたので99円で売ることができ、本来10円の損失になるところ、1円に抑えることができました。

このように逆指値注文では、売却価格をしこんでおくことで、ずっとチャートの前にいなくても自動的に注文を行い、損切りすることができます。

残念ながらLINE証券(ライン証券)では逆指値注文はできませんが、あらかじめ損切り価格を決めておき、手動で売り注文による決済を行うことでも対応できます。

LINE証券(ライン証券)は逆指値の買い注文にも非対応

前項の通り、逆指値注文で損切りできないLINE証券(ライン証券)ですが、買いによる逆指値注文にも非対応です。

損切りの逆指値注文は売り注文で決済しましたが、逆指値注文は買い注文で新規エントリーすることも可能です。

株価がレンジ相場の場合、直近の高値を上回ると、一気に価格が上昇する可能性があります。

特に出来高が激増した場合は、強いトレンドが発生するため、買うための絶好のタイミングと言えるでしょう。

たとえばLINE証券(ライン証券)で逆指値注文できた場合に、レンジ相場の時点で買い注文をしこんでおくと、上昇トレンドを逃すことなく発注できます。

残念ながらLINE証券(ライン証券)では逆指値注文できませんので、自分で注文することになります。

しかしスピーディに注文できることがLINE証券(ライン証券)の大きなメリットですので、逆指値注文がなくてもよいと言えるでしょう。

LINE証券(ライン証券)の逆指値以外の注文方法

逆指値注文ができないLINE証券(ライン証券)ですが、どのような注文方法を利用できるのでしょうか。

1株単位の「いちかぶ」はLINE証券(ライン証券)との相対取引になるため、提示価格で購入できます。

相対取引とは、販売者から株式を買うという注文方法になるため、逆指値のしくみは活用できません。

一方、100株単位の場合は、LINE証券(ライン証券)ユーザーとの取引になるため、成行注文または指値注文で発注できます。

指値注文による執行条件付きの注文はできますが、逆指値はしこむことができないためご注意ください。

LINE証券(ライン証券)の逆指値を分かりやすく解説まとめ

LINE証券(ライン証券)は逆指値注文に対応していません。

そもそも「いちかぶ」はLINE証券(ライン証券)から株式を購入するというしくみですので、逆指値注文だけでなく成行注文や指値注文などにも非対応です。

一方、100株単位で買える単元株は、成行注文と指値注文ができますが、逆指値注文には非対応です。

100株単位の株式取引では、今後逆指値注文に対応する可能性も0ではありませんが、LINE証券(ライン証券)と相対取引を行ういちかぶではほぼ0だと考えてよいでしょう。