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楽ラップのリバランスを分かりやすく解説

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楽ラップのリバランスっていったい何?

どんなメリットがあるの?

他のロボアド投資とどこが違うのか知りたい。

こんなことで悩んではいないでしょうか。

楽ラップでは、資産配分(ポートフォリオ)を適切な割合に維持するリバランス機能があり、長期投資には欠かせません。

この記事では、楽ラップのリバランスの内容とタイミングについて分かりやすく解説します。

楽ラップのリバランスを分かりやすく解説

楽ラップのリバランスとは:積極度と資産配分(ポートフォリオ)

楽ラップのリバランスとは、運用するうちに資産配分が変わってしまったポートフォリオを最初に設定した「積極度」の割合に自動で戻してくれる機能のことです。

まずは、楽ラップの積極度と資産配分(ポートフォリオ)の特徴について、詳しく説明しましょう。

・保守型:株式2~3割、債券6~7割

・やや保守型:株式3~4割、債券5〜6割

・やや積極型:株式5割、債券4割

・積極型:株式6〜7割、債券2〜3割

・かなり積極型:株式8割、債券1割

どのポートフォリオでも、1割程度はリートと現金に充てられています。

さらに、やや保守型〜かなり積極型では「下落ショック軽減機能(TVT機能)」をつけるかつけないかを選べます。

つまり楽ラップはポートフォリオが9通り。 楽ラップは投資信託で運用しますので、相場が高騰したり下落すると資産配分(ポートフォリオ)がどうしても崩れてきてしまいます。

もともと「保守型」の積極度を選んでいたはずなのに、株価が高騰すると、株式の割合が高い「ハイリスク・ハイリターン型」になるのは避けられません。

それを元のような「保守型」の割合になるように投資信託を売買してくれる機能が、楽ラップのリバランスなのです。

楽ラップのリバランスの内容

では具体的に、どのような状態になればどのようなリバランスが楽ラップで行われるのか?その内容をみてみましょう。

例えば、楽ラップの「やや保守型」の資産配分(ポートフォリオ)を選んでいたとします。

この場合は、株式3~4割、債券5〜6割、リート&現金1割の資産配分(ポートフォリオ)です。

株価が上昇すると、株式の時価総額が増加。 そして、株価上昇時には債券の価格は現状維持または下落する傾向です。

つまり、資産配分(ポートフォリオ)に占める株式の割合が高まります。

もしリバランスされなければ、株式の割合が7割、債券2割、リート&現金1割というハイリスク・ハイリターン型へと資産配分(ポートフォリオ)が変わってしまうでしょう。

楽ラップの「やや保守型」にしていたはずが、気づくと「積極型」「かなり積極型」の資産配分(ポートフォリオ)なるかもしれません。

こうならないように、適切なタイミングで自動でリバランスしてくれるのが、楽ラップのリバランスです。

楽ラップのリバランス:下落ショック軽減機能(TVT機能)

楽ラップには「下落ショック軽減機能(TVT機能)」を各ポートフォリオに付け加えられます。

他のロボアド投資にはない楽ラップ独自のリバランス機能の一種なので、説明しましょう。

この下落ショック軽減機能(TVT機能)は、株価が暴落したときにいち早く「株式を売却して債券を購入する」機能です。

株価下落による損失リスクをできる限り抑えて、株価と逆の値動きをする債券を購入することで、資産を守ろうという方針に基づいています。

定期的なリバランス以外でこのような下落ショック軽減機能(TVT機能)をつけていれば、安心感は高まるでしょう。

株価暴落に備えておきたい人は、楽ラップの下落ショック軽減機能(TVT機能)をつけておいてもいいかもしれませんね。

ただし、メリットばかりなく、デメリットもあります。 実は、損失を回避できる可能性は高まりますが、かわりに利回りが落ちてしまう可能性が高くなるのです。

楽ラップの「やや保守型」で下落ショック軽減機能(TVT機能)をつけた場合とつけなかった場合の利回りは、下記のとおりでした。

ある年の「6ヶ月・1年・3年の期間別騰落率」でみてみましょう。

・やや保守型※TVTなし:6ヶ月8.57%、1年4.50%、3年11.24%

・やや保守型※TVTあり:6ヶ月7.36%、1年2.04%、3年8.54%

6ヶ月間、1年間、3年間どの期間で比較してみても、下落ショック軽減機能(TVT機能)がついているほうの利回りが低いですね。

ちなみに保守型やかなり積極型などで比較してみても、同様の結果がでました。

たしかに株価が暴落してすぐに出金してしまいたいのであれば、下落ショック軽減機能(TVT機能)がついているほうが損失は少ないでしょう。

しかし、暴落があっても保有しつづけるのであれば、暴落時は株式を買い増す大チャンスです。

この底値のタイミングで株式を売って債券を買う戦略は、利回りの点からはデメリットしかありません。

短期間だけ楽ラップで運用したい、安心感が欲しい人であれば、下落ショック軽減機能(TVT機能)をつけてもよいでしょう。

利回りを重視して、長期保有できる人であれば、この機能はつけないほうがよいかもしれません。

楽ラップのリバランスのタイミング

楽ラップのリバランスのタイミングは、大きく次の5通りに分けられます。

・積立時

・一部売却時

・長期的な見通し:戦略的資産配分を1年に1度リバランス

・中期的な見通し:動的資産配分を3ヶ月に1度リバランス

・暴落時:必要と判断したら随時

楽ラップでリバランスを行うタイミングは、「積立時」が一番多いでしょう。

とくに毎月積み立てる設定をしている場合、各自の資産配分(ポートフォリオ)を維持できるように新たな投資信託の買い付けています。

中長期的な見通しによってもリバランスされるのですが、毎月積み立てしている人であればリバランスが発動されるケースは少ないかもしれません。

一方、楽ラップに資産を預けたまま増額していない人であれば、3ヶ月おきにリバランスが実施される可能性は高いでしょう。

それから、金額を指定して出金するときもリバランスされるタイミングです。

設定した資産配分(ポートフォリオ)を維持できるよう考慮して、売却する投資信託の銘柄や数量を楽ラップがすべて決めてくれます。

このほか、暴落時などは必要と判断したら随時リバランスは行われます。

楽ラップは他のロボアド投資と比べてみると、リバランスの回数は多いといえるのではないでしょうか。

楽ラップのリバランスは手数料がかかる

楽ラップのリバランスでは、手数料がかかる点が大きなデメリットでしょう。

ウェルスナビ(WealthNavi)やTHEO(テオ)は、手数料が安い海外のETFを買い付けているため、リバランス手数料をとっていません。

しかし、楽ラップの投資先は基本的に「国内の投資信託」ですので、手数料が多少高めです。

ちなみに、海外ETFの手数料は0.1%程度、楽ラップの投資信託の手数料は最大0.248%。

見落としがちなのですが、楽ラップのリバランスでは手数料がかかりますので、ご注意ください。

楽ラップのリバランスを分かりやすく解説まとめ

楽ラップのリバランスは、中長期的にポートフォリオが崩れたときだけでなく、追加入金したときや一部出金した際にも行われています。

楽ラップはポートフォリオの種類が多く、しかもリバランスのタイミングは比較的多いうえに下落ショック軽減機能(TVT機能)までついています。

長期投資をしたいけれど資産配分(ポートフォリオ)のリバランスまでは手が回らないという人には、楽ラップのリバランス機能は満足いくものだといえるでしょう。